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2007年01月14日カテゴリ:音楽
2007年1月の旧酔っ払いの戯言
2007年01月02日カテゴリ:旧酔っ払いの戯言
ここまでが旧酔っ払いの戯言でした。 1.16 昨日久しぶりに団楽器を弾いてみたら、普段使っている自分の楽器との違いに戸惑い、結局馴染めないまま一日練習が終わってしまった。 「何が違うんだろう、今までそれほど気にせず団楽器も使っていたのに・・・」 で、気がついたこと。張っている弦の違い。団楽器にはナイロン弦、自分の楽器にはガット弦。特に最 近、ガット弦の感触を確かめるように注意しているせいか、弾いたタッチが違いすぎる。ナイロン弦は温度、湿度に強くピッチが狂いにくいし、延びるのも早い (すぐ馴染む)。また値段もお安い。それに対してガット弦は値段は高いし、温度湿度に弱い。切れやすい。それでもガット弦に根強い人気があるのは、音が良 いからでしょう。圧倒的に倍音が多い気がする。それ以外にも、弦の当たり具合(右手も左手も)が心地良いし、振動がダイレクトに伝わってくる感じがする。 これらは全て弾き手の主観なので、他の人は違うというかもしれませんが、僕はやっぱりガット派(最近は)。 なので、団楽器を持ち帰って家にあるOリーブを張ってみました。サイズもこの楽器に最適とは言えない弦だけど、E線以外をガットに張り替えただけで、いつ もの感触が蘇り気持ち良かったです。やっぱりこれ!簡単に音が鳴る分、ある部分ではナイロン弦の方が弾きやすかったりするんだけど、この感触は代えがた い。でも、弾きにくくなってしまったり。たった弦1本でこんだけの差。奥が深いです。 新しいMac環境になってから更新が途絶えがちだと以前も書きましたが、未だにそのままなのでそろそろまじめにサイトを移転しようかと考えています。昨日遊び(お試し期間)で.Macを使ってみました。使い方が未だ解っていないので、移行できそうだったらお知らせします。 1.5 箱根のあと1日おいて3日の夜に京都へ。昨年と同様だがしやさんで新年会、そして4日は大阪でヴィルトゥオーゾ・オケの演奏会。年末の第9演奏会で張った E線がそろそろ限界なので、どうにかこの日1日持ってくれれば…と気にしつつ炸裂モードでチャイコの5番を弾き終えた途端、派手な音をたててついに切れて しまった。予備の弦を張ろうとしたけどもたついたのでアンコールはE線なしでそのまま弾く。セカンド・ヴァイオリンだったから出来たけど、ファーストだっ たら駄目だったな。そんなこんなで演奏会やって飛行機で戻ってきた。あ、そうそう昨年頑張って飛行機乗りまくったお陰で、晴れてプラチナ会員になりまし た。なので事前搭乗も出来て、ラウンジも使える。マイルもいつもより沢山溜まってるようだ。 あっという間に正月も終わり今日5日からはN響の練習、名誉音楽監督デュトワの登場。さっそくみっちりしごかれてます。どんどんデュトワサウンドになっていきます。これこれ!といろいろ思い出した。 1.2 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年に引き続きベートーヴェン交響曲全曲演奏会で年越しでした。9人の指揮者で9曲を振り分け、これ がまぁ面白かった!特に印象深かったのが1番を振った下野さん、いろんな表情が見えて本当に素晴らしかったです。あと5番の井上ミッチーも重量感たっぷり に一期一会的な集中力が加わってスリリング!最高に楽しめました。7番のコバケンもさすがです。普段やらないような奏法であっても、彼なら許せる。伝える ために何をすべきか、いつでも全力投球。頭が下がります、素晴らしかった。こっちも毎年のことながら1番から全力投球、9人の指揮者といろんな音楽をやれ て楽しかった。1,2番でちょっと力が入り過ぎていたのを反省して、バランスを考えながら弾くようにしたら、そのあと調子が良くなり最後まで十分持ちまし た。指先はさすがに9番の途中で痛くなりましたが。 1日朝、多少だるい体で初詣でに出かけ、その足で箱根の温泉に1泊旅行。小田急にするつもりが、丁度 来た湘南新宿ラインで小田原までぐっすり寝てしまい、そこから箱根登山鉄道に乗り換えて夕方箱根に到着。早速風呂、そしてマッサージ、そして食事と酒 酒…、たった1泊だったけどリフレッシュできました。温泉は良いねぇ、また行きたい。 | ||||||