10月 2008

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◆10月17日《エンデリオンQ》
EndellionStringQuartetBeethoven
イギリスの弦楽四重奏団、エンデリオンQのベートーヴェン全集です。
エンデリオンQを生で聴いて、一度で気に入ってしまい、それからいろいろCDを探しては集めています。今までバルトークやドヴォルザーク、ハイドンなどが出ていましたが、数年前からベートーヴェンの録音を開始しました。1枚1枚出るたびに買っていたのに、4枚を集めたところで、10枚組の全集が一度に発売されてしまいました。しかもセットの方が全然安い!4枚無駄になってしまいましたが、買ってしまいました。
なかなか興味深い録音です。
1枚目に1番の現行版と第1稿の2種入っているところからして、かなりマニアック。 他にもHess番号の付いたほとんど世の中に出回っていない小品や弦楽五重奏も入っていて、これもマニアック。
さらにベーレンライター版による世界初の録音だとかで、やっとヘンレ版が出揃ったかと思ったら、世の中もう先の研究、そして出版とどれが正しいのやらわかりませんが、参考にはなります。
イギリスのカルテットは良い団体が沢山ありますね。
中でもリンジーQ、ヴァンブルーQ、エンデリオンQが僕のお気に入りです。




◆10月7日《大河ドラマ 天地人》
今日は来年の大河ドラマのテーマ録音でした。
来年は「天地人」、テーマ作曲は大島ミチルさんでした。どんな曲かは来年の大河ドラマまでのお楽しみとします。


CMや映画音楽などのスタジオ録音は、当日行った時に初めて渡される場合がほとんどです。今回は事前に譜面がありましたが、全体がどんな感じか想像はつきません。
とりあえず全体で音を出して様子をつかみ、何度かテストやリハをした後に、初めて録音をして確認し、そして何度か録って良いテイクを探す
毎年思うのですが、一番最初に録音をした時の演奏はミスはあるもののいつもワクワクします。お客さんはいませんが、正真正銘世界初演なわけですから。2度目の録音はミスはなくなるけど、慣れもあるのかワクワク感は減りますね。皆さんどうか知りませんが、やっぱり1回目はテンション高いし、2度目以降とは違う何かがあるんじゃないかな。でも録音はミスがあってはいけないので、そのテイクは使われない。なんか勿体ない気がします。