5月 2001

2001年5月〜7月の酔っ払いの戯言










7.28 しばらくぶりの更新。「N響夏」のツアーでは岡山公演の後、玉野に移動。25日には、モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲2曲を一度にやると いう、なかなかハードなプログラムで演奏会がありました。クラリネットはN響首席奏者の磯部さんで、他のメンバーは長峰さん、ヴィオラの中竹さん、チェロ の藤村さんです。昔は、「モーツァルトのクラ5なんて(難しくて)とても演奏出来ない」と思っていたのに、せっかくの演奏機会だからと思ってやると「やっ ぱりやってよかった」と考えが変わりました。特に第2楽章の宇宙的な響きに浸れたときは、弾いていて鳥肌が立つほど。やっぱりモーツァルトは凄いと思いま す。ブラームスも、最初のリハーサルでは「訳の判らない曲」としか思わなかったのが、だんだん体に沁みてきました。これを初めて聴きにきたお客さんに判る ように演奏するのには相当難しいけれど、何度かやっているうちに出来るようになるのかなとあまり難しく考えないようにしてます。
函館に到着しました。今回の演奏旅行は明日の函館公演、続いて青森、一日空いて宮古に行くという、魚と日本酒が好きな僕としては堪らないツアーです。今夜と明日は函館を堪能する予定。

7.21 今日はNHKホールで「N響夏」演奏会、曲はデュカス:魔法使いの弟子、パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲(渡辺玲子)、ドビュッシー:「牧神」、ストラ ヴィンスキー:「火の鳥」でした。指揮は前回に続いてファビオ・ルイージ。彼は言葉でも指揮棒でもイメージをとても上手に伝えてくれるので、こちらが迷う ことがなく安心して演奏できます。テレビやお客さんから見たらきっと普通の棒に見えると思いますが、演奏者側から見るとなかなかのテクニシャンだと思いま した。どういった部分がテクニシャンかと、一言で説明しにくいのですが、棒がうるさくない(目障りでない)、表情がハッキリ伝わってくる、許容範囲が広 い・・・などが挙げられるかな。特に3つ目の「許容範囲が広い」って事は、音楽家としても凄いことだと思います。指揮者によっては「絶対ここしか駄目、こ れで弾け」と指示する人もいますが、オケはもちろんそこを狙っていてもずれてしまう事が起こります。そうなったときに、許容範囲が広い指揮者だと音楽的に 次に破綻なく繋げてくれるのです。(これは我々演奏者にとっても同じことが言えますけど・・・。) 演奏全体としては、今回は小品集ってこともあり前回のブルックナーの方が密度が濃かったと思います。でも、とっても楽しく演奏できました。また来年きてくれるということなので、できる限り乗り番にしよう。

7.17 昨日のサントリー名曲シリーズ、ファビオ・ルイージの指揮によるブルックナーは、弾いていて大変気持の良いものでした。その分、緊張感も普段以上だったと 思います。今までブルックナー7番は、シュタイン、若杉、スクロヴァチェフスキーの3人で演奏していますが、僕の中では今回が一番シックリきたものでし た。でも、シュタインは随分前だから、今聞けばまた違った印象があるかもしれません。なかなかしょっちゅう良い指揮者には巡り合えないけど、年に1度か2 度、このような出会いがあるからオケは面白い。来週は「火の鳥」がメインのプログラム、ラテン系だからこっちの方がもっとはまるのかも・・・と思うと、期 待が増大します。

7.15 今日は、N響初登場のファビオ・ルイージの指揮でブルックナー7番の練習。良い指揮者です!大感激。何度も鳥肌が立つくらい。よく、「○○指揮者との初め ての出会いはセンセーショナルだった」と、後になってその時の衝撃度、新鮮さ、驚き等を聞くことがありますが、ルイージもきっとそのような語りぐさになる ような指揮者になるんだろうなと、練習しながら感じました。僕の勝手な基準、「悪い指揮者ほど練習の始まる前にベラベラ喋り、良い指揮者は挨拶程度ですぐ 練習を始める」ってのがあり、ルイージはもちろん後者。今朝は「おはようございます、では第1楽章」、だけで練習がスタート。とても正攻法でブルックナー を作っていく中に、彼自身の品の良さ、高い音楽性がビシビシ伝わってくる。頭も良さそう。ああいう指揮者がジュリーニのようになるのかなと思ったりもしま した。

7.14 ・・・・・ある日、京浜東北線を乗っていたら1枚の吊り広告が目に留まりました。そこには「F.P.ツィンマーマン、ついに浦和に登場!」と書いてあり、 浦和の駅前でコンサートをするようなので早速見に行くことにしました。会場に着くとそこはなんと浦和駅前の人通りも激しいバスターミナルのようなところ で、炎天下の中既にコンサートは始まっていました。コンサートと言っても足を止めて聴いている人はほんの十数人で、ほとんどの人は「何者?」といった感じ で通り過ぎていきます。それもそのはず、彼の格好が燕尾服なんかではなく、警察官の格好をして黙々と弾いているのです。でも演奏自体は大変素晴らしく、僕 を含めて数人の熱烈な拍手に答えてアンコール(パガニーニ:キャプリスから彼のオリジナル・アレンジによる無伴奏小品)を演奏してくれました。今度はサー ビスからか、わざわざ戦闘服に着替えてバリバリ弾いていました。 演奏会も終わると集まっていたギャラリーはあっという間にいなくなり、気がつくと僕だけが残っていたので思い切ってツィンマーマンに話かけてみると、以前 とはまるっきり雰囲気が違うのです。以前の紳士といった感じから親しみやすい関西の兄ちゃんといった雰囲気になっていて、「今年の11月にN響に登場しま すね。確かヒンデミットの協奏曲だったと思いますが・・・」と聴いたら、「おう、そうやそうや、N響行くで。でもヒンデミットとはちゃう。プロコの2番 や」と教えてくれました。もう少し話していたかったのですが、「次の営業にいかなあかんから・・・」と言ってマネージャーに連れられて去っていきました。 ちょっと残念、まぁ、あれだけ親しく喋ることが出来たので良しとしよう・・・・・と思っていたら目が覚めたところでした。 以上、今朝明け方に見た夢でした。

7.11 今日昼間に札幌大通り界隈をブラブラ2時間ほど散歩しました。ちょうどすすき野交差点でフルートの神田氏を見かけたので、「ちょっとお兄さん。」と声をか けたところ、左手で払いのけるような仕草をして急に足早になりました。どうやら客引きの兄ちゃんに間違えられたようです。さすがN響フルート首席奏者、こ ちらの甘い誘いには全くのらずまっすぐ歩いて去っていきました。 その後GPと本番の間、中之島公園の池に住み着いている鴨にエサをやりに行きました(写真掲載中)。チェロの岩井さん、ヴァイオリンの嶋慶とパンくずを投 げ出したら、池の対岸にいる鴨が群れをなしてこっちにやって来て、エサをねだるは、喧嘩はするはで見ていて飽きなかったです。ただ、こっちのエサが無く なったと見るやいなや、今まで集まっていた鴨、鳩その他があっという間に元のすみかに戻っていくのが、あまりにも現金な感じで嫌でした。

7.10 昨日はオフだったので、こちらの知人と一日観光しました。特に千歳にある「さけのふるさと館」は、いろんな鮭の仲間がいて、楽しかった。どれも美味しそう で、思わず魚屋かなと勘違いしてしまいそう。その他にも気がついたのが、街並みや家の雰囲気がヨーロッパのそれに似ていること。街灯もセピア色だったりし て夜歩いているととってもいい雰囲気です。 今日はデュトワの指揮で、武満:弦楽のためのレクイエム、リーバーマン:ピアノ協奏曲、チャイコフスキー:交響曲第4番を芸術の森アートセンターでリハー サルしました。このプロは定期演奏会、そしてレコーディングでも演奏しているので、練習も軽めで(珍しく)予定より2時間ほど早く終わりました。明日はこ れの本番、チャイコフスキーは多分いい感じになるでしょう。楽しみ。

7.7
昨日、乗っている車がついに100,000Kmになりました。記念すべき100,000Kmの写真です。99999
100000

この車はVWVento CLIで、「97年度版輸入車インプレッション」という雑誌にモデルとして実際に掲載されていたものです。VW認定のユーズドカーセンターでこれを見つ け、即購入を決めて、後日鍵を受け取ったときに豊橋ナンバーのタグがついていて、たまたま持っていた雑誌を見たところ同一のナンバー車が掲載されていたの で判りました。当時の走行距離は5000Km弱、約3年半でここまで走りました。外車にしては故障らしい故障もなく元気です。まだまだあと2年は乗りま す。あ、今月車検だ。
今日から札幌にいます。札幌は気温18℃くらいで涼しい!湿度もなく快適。さっき、通り掛かりのすし屋で一杯やって来ました。まずまずの値段で美味しかったです。
4日の松本での演奏会は、なんとか終わりました。ちゃんと練習しておけば・・・というヶ所が散見されていろいろ反省しています。コダーイのヴァイオリンと チェロのための二重奏曲なんて普段そうそう弾くチャンスがないので、今回最後まで止まらず弾けただけでも満足です。サン=サーンスのピアノ三重奏曲は、頻 繁に転調していくのと、五楽章で構成されているその長大さで最初は理解しにくい曲でしたが、本番では結構はまりながら弾いてしまいました。もう一度弾いて 見たい曲です。


7.6 4日午前、N響チェロ奏者の三谷広樹さんが亡くなられました。明日から札幌に行ってしまい、お通夜、告別式に出席できないので昨日、お別れに行ってきまし た。三谷さんには本当にいろいろお世話になっていたので、なんとも言えない気持ちでいます。先月9日にも入院先の病院内でコンサートを一緒に演奏して、 「次回は秋にやって、クリスマス・コンサートも是非一緒にやろう」と打ち合わせをしてきたのに・・・。ちょうど1年前のNPMF札幌公演では、毎晩のよ うに呑みに出ていろんな話を聞かせてもらいました。沢山の素敵な思い出をありがとう、感謝の気持ちでいっぱいです。 下の写真は昨年11月に高輪高校でやったピアノ・トリオ演奏会の模様です。
mitani


7.4 飯守さんの指揮によるブルックナーの4番は、何版だか忘れてしまいましたがいつもやっているのとちょっと違うような気がしました。4楽章では、ほんの一瞬 の出番のためにグロッケン奏者が登場、たった数発叩いてお仕事が終わりみたい。そのブルックナーで沼津に行った帰り、沼津産の干物を買って帰りました。鯵 とカサゴ、イワシの醤油干し、金目でどれも身厚で脂がのっていて美味しかった。 今日は演奏会のために既に松本入りしています。いろいろ難所が山積みなのでこれから練習しないと・・・。


6.26 デュトワのショスタコ、なんか以前やったときよりかなり遅い。窒息しそう(実際してる?)です。デュトワの練習は、難しい曲になれば要領が良くて感心する けど、そうでない場合は無駄に時間を使っているような気がする・・・(こんな事書いたらやばいかな)。今日もきっちり時間まで練習しました。 今回プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番のソリスト、永野英樹さんは芸高時代の2つ上の先輩に当たります。卒業以来初めて再会したのかもしれませんが、昔の面影が残っていて懐かしくなりました。 今日はこれから筑波へ学園都市オーケストラのトレーナーに行ってきます。

6.24 昨日、一昨日の定期でやったN響依嘱作品、ペンデレツキ:3つのチェロのためのコンチェルト・グロッソ(世界初演)は素晴らしい作品の上に独奏者3名の名 演も加わって、とても充実した演奏になったと思います。現代曲でも初めて聴いて心に残る曲ってあるんですね。ソロ・パートやオケの各楽器の特徴をちゃんと 活かしてオーケストレーションされているので響きが安定しているし、奏者のストレスもない。最近の訳の判らない作品とか、楽器をただの音源発生装置として しか扱っていないから、「別にオケでやらなくても、コンピュータに打ち込んでやれば十分でないの?」と思うことが多い。結局、作曲者の人柄、音楽性が出て しまうので、いくら頭使って譜面上でいろいろ小細工したところで、ツマラナイ音楽と心に響く音楽とに別れてしまうんですね。 また、今回の独奏を受け持ったボリス・ベルガメンシコフ、ハンナ・チャン、トゥルルス・モルクの3氏はそれぞれの個性が見事にでていて興味深かったです。 ベルガメンシコフのビロードのような音とチャンのはち切れんばかりの勢い、モルクの甘い音色・・・・。3人の並んだところとか、見ていてほほ笑ましかった です。 1曲目にやったプロコフィエフのピアノ協奏曲も、始めにやってしまうのはもったいない程の演奏だったと思います。ブロンフマン、凄すぎる!機関銃のように弾ききっていました。あれだけ前半が凄いと後半の「運命」は、ちょっと厳しいかな・・・・。

6.20 先週は定期のあと、2日間のレコーディングがありました。初日はチャイコフスキーを主に約5時間ほどですべて録り終え、残りと翌日で武満の2作品、「弦楽 のためのレクイエム」「遠い呼び声の彼方へ!」を収録しました。前回同様、ロンドン・デッカのレコーディングです。前回のCD「プロコフィエフ:交響曲第 6番&ロメ・ジュリ」の時も思ったことで、デュトワのレコーディングにおける段取りの良さ、無駄のなさには驚かされます。1回録っては聴きに行って問題ヶ 所をピックアップして、もう1回録って・・・なんて無駄なことはしません。デッカのスタッフよりも先に、録らなければいけないヶ所を挙げて、どんどん録っ てゆく。さすがモントリオール響であれだけの数をレコーディングしているだけあります。 個人的になことでは、レコーディングは疲れる。もうしばらくは勘弁して!って感じです。普通の演奏会とは違った緊張感、もしかしたらいつも以上の緊張感の 中6時間も居続けるのは、精神的にかなり応えます。これだったらライヴ・レコーディングの方がどんだけ楽か。そんなことを考えていたら、カラヤンやバーン スタイン、ショルティetc.沢山の録音を出している指揮者とオケは、こんな大変なことをもう50年以上前から当たり前のようにやっていたのかと思うと、 そのバイタリティや忍耐力には頭が下がります。 今週の定期は、なんとデュトワの「運命」!いつもと感じが違います。どういうふうになるのか客席で聴いてみたい!


6.15 一昨日、昨日のN響定期、「デュトワのチャイコフスキー」は如何だったでしょうか?演奏していると客観的に聴けないので何とも言えないのですが、なんか な~って感じです。3年ほど前にやったチョン・ミュンフムのチャイコフスキーがあまりにも強烈だったのでそう思うのかも知れませんが・・・。チョンのチャ イコがベストとは思わないし、その当時やっていても「そこまでやらなくても・・・」って思う瞬間が一杯あって手放しで喜べなかったけど、それでも有無を言 わせぬ説得力と表現力にグイグイ引っ張られたのには圧倒された。それに比べて今回のチャイコは、説得されない、説得しきれない感じがします。弾いていてイ メージが湧いてこない。でも、デュトワならではの明るい演奏にはなっています。
高校生になって東京に出てきて初めて買ったアルミ製の片手鍋(とってもチープな代物)が、 今日遂に御陀仏になってしまいました。高校生の頃は、お湯を沸かすのも、みそ汁を作るのも、シリカゲルをあぶって乾燥させるのも、なんでもそれでやってい たとっても使い勝手のよい鍋でした。今日もみそ汁を作ろうと水を入れて火にかけたところ、小さな穴が空いていて水が漏れていたのです。15年もずーと使っ てきたから愛着もあるから簡単に捨ててしまうのはちょっと気が引ける。けど、ほんとによく働いてくれました。

6.10 今日から職場復帰、早速デュトワの定期からです。今まで休んだ分、8月の夏休みまでほぼ出番(2日だけ休みをもらいました)。今週の定期は、チャイコフス キーの4番がメインのプログラム。サントリーホールです。また、同じ曲をなんとデッカでレコーディング!プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」&交響 曲第6番につづく、デュトワ&N響のCD2作目になる予定です。10年ほど前に、デュトワとN響でチャイコフスキーの4番をテレビで観たことがあり、その 時第2~4楽章をすべてアタッカ(attacca、休みなく続けざまに)で演奏してたのでビックリしたのですが、今日も同じことをやるとデュトワが言って ました。この曲、第1楽章がとても充実している割には、楽章が進むにつれオチャラケ・モードになっていくから、バランスをとるためにそうしたのでしょう。 きっちり3時過ぎまで練習しました。 僕は、休みモードが抜けないので眠くて死にそうでした。這うようにして家に帰ったらすぐ寝てしまい気がついたら夜の10時。お陰で今は目が冴えてしまってます(午前3時15分)。
そういえば、今日夕方停電してたな・・・・。雷かな?

6.6 親子演奏会が終わってふ抜け状態になっています。京都、熊本で散々美味しいものを食べていたというのに、帰ってからも食欲は減りません。でも、呑みすぎた せいかさすがに酒の量は減りました。今回九州では焼酎を買い込むのも目的の一つだったので、一升瓶で6本送りました。その中で今日は「田苑、煮たて」を早 速呑んでみました。田苑は田苑栗本酒造の製品で、一般的には麦で有名。そこでも芋焼酎が作られていて、今年3月に全国に発売されたそうだが未だ家の近所で はお目にかかっていません。以前も「田苑、芋焼酎、音楽仕込み」ってのを呑んだけど、癖が無くてとても呑みやすかったので今回も期待。「煮たて」って名前 がどういう意味かよく解らないけど、予想通りのあっさりした感じで、呑みやすいです。

6.3 Libera! Chamber Music Series2001「親子版」は無事終了いたしました。多数の御来場、誠にありがとうございました。今回の企画は如何だったでしょうか?聞きに来られた方は、御感想をお聞かせ下さい。 自主企画を進めていくと、演奏会直前は演奏そっちのけで雑用に追われてしまいます。「今度こそは演奏もちゃんとやろう!」と毎回思っていても、気がついた ら演奏会自体が終わっていたりして反省させられることばかり。冷静になって演奏を振り返ることが出来ないので、個人的には何とも言えません。ただ、少ない けれど反響もあったので企画自体には満足しています。 今回はリハーサルを含めてちょうど一週間の旅行だったので、家に帰ってきたらどっと疲れが出ました。庭にある植木がやたら成長していてビックリ。庭師に頼まないと収拾がつかない状態になっています。

5.26 みなさん、「餃子の王将」って知っていますか?関西の人なら知らない人はいないと思います。安く餃子を食べさせてくれる中華料理のチェーン店のことです。 今日、N響の演奏会のために君津に向かう途中、かなり大きな「餃子の王将」を見つけて、懐かしくて思わず入ってしまいました。まだ京都に住んでいたころ、 学校から帰っておやつ替わりに¥250-を持って「王将」にいって、焼きそばやらラーメンを食べていました。その当時(約20年前)の餃子の値段が一人前 180-。今日のお店でもたった200-でした。そんな安い値段にもかかわらず、ボリュームはかなりのもの。今日はかに玉ランチを注文、かに玉、ライ ス、スープ、お新香、の他に必ずギョウザが一人前ついてくるので、腹が減っているときには堪えられません。堪能しました。また、演奏会の帰り道にあった海 産物屋で、地物のハマグリとサザエを購入。サザエは握りこぶしより大きい特大のもの、ハマグリも普通のサイズより二回りは大きいもので一つ食べれば十分っ て感じの大きさでした。どうやって食べたかって?刺し身と焼いて食べました。へへへ・・・。

5.25 今日はついに「Alberi String Quartettベートーヴェン室内楽作品全曲演奏会」の第1回目です。嬉しいことにチケットは完売、満席でした。やっぱりベートーヴェンはきつい!ヘロです。(後 半だけなので半分にしました。)まず手始めに弦楽四重奏曲の3番からでしたが、アンサンブルが難しいだけでなく、第1楽章とか何となくまとまらない状態で ずーっと時間だけが経っていったので、焦りました。でも、本番は炸裂モードで弾き逃げ状態。楽しかった。次回は11月2日です。今度は第1番他です。お楽 しみに。

5.23 モーツァルトはきつい!ヘロヘロです 日はサントリーでN響定期でした。曲目は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、協奏交響曲、交響曲「リンツ」。「アイネク」も繰り返しをほとんどする と、とっても長い曲になります。しなかったのは1楽章の後半の繰り返しで、あとは全部やりました。4楽章なんか、普段の倍くらいの長さになります。やり慣 れていないせいか、後半の繰り返しをするのにはとても抵抗があります。ついついコーダに入りたくなってしまう。 今回の指揮者、アラン・ギルバートはとても才能豊かな人だと思います。練習中は片言の日本語を交えてとても親しみを感じますが、音楽に対しては妥協をしな い、厳しい人です。今回もかなり細かくニュアンスを付けていきました。当初振る予定だったプレヴィンのモーツァルトを期待していた人はどう思うか知りませ んが、ギルバートのモーツァルトも溌剌としていて僕は好きです。「リンツ」を弾いていても、楽しくてしょうがなかった。全体的には彼の体格やら眼光の鋭さ からか、凄みのあるモーツァルトに仕上がっていたんではないでしょうか?明日はサントリーで、26日は君津で同じ本番です。

5.17 昨日の朝、夜行列車で福山から家に帰ってきました。サンライズ瀬戸は、寝台列車が衰退しているこの時世で、珍しく新造された電車寝台。しかも全車個室(一 部座席車両あり)。僕のとったのはB寝台個室。楽しみにしながら乗ったんですけど・・・・、もうちょっと何とかならないのかねぇ。荷物を置くスペースは幅 約15センチくらいで大きなボストンバッグを置くには狭いし、扉を開けたら畳1畳も無いくらいのスペースに寝床が横たわっているだけ。2階建ての1階部分 は、窓のカーテンを開けたらホームから丸見えだし、景色も楽しめない。空調も暑くて、息苦しい。これで¥7,350-は高いんじゃないでしょうか。これ以 外に特急料金が3,150-かかるし、運賃もかかる。確かに寝ている間に目的地に着くのは有り難いけど、これじゃその辺のビジネスホテルに泊まって朝新幹 線に乗るか、格安航空券で飛行機移動する方に客を奪われるのはしょうがないと思う。快適で無い分、せめて特急料金を寝台料金に含ませるとかしてJRはもっ と割安感を出さないと・・・。急行列車は「格上げ」と称して特急に統合され、その分特急列車は今まで停まらなかった駅まで停まるようになってスピードダウ ン、これって実質値上げです。急行あっての特別急行なんだから、特急料金なんてもっと安くてもいいんではないでしょうか。九州なんか昼間、特急だけは1時 間おきに走っていたりするのに、何時間も普通列車が通らない区間もある。サービスの向上を求めます。
親子版演奏会の準備もそろそろ大詰めを迎えています。これだけの人数を一度に移動させるのはとても大変。それに忘れていたけど、Alberi String Quartettのベートーヴェン・シリーズも第1回がもう来週に迫っている!なんか忙しい。


5.13 来週の定期は降り番なので、今日から休みになりました(^O^)。昨晩久しぶりに日本酒を飲み過ぎたので、昼頃に起きて雑用に一日追われて終わりです。 Libera! Chamber Music Seriesの演奏会用プログラムをやっと完成させたので、明日にでも印刷屋さんに持っていこうかな。今回は出演者が多いのでレイアウトが大変。しかも 色々いじっているうちに、どんどんおかしくなってしまい、復帰するためにかれこれ数時間パソコンの前にいます。

5.12 昨日、今日とC定期の演奏会でした。曲目は、ブラームスの「大学祝典」序曲、交響曲第3番、R.シュトラウスの4つの最後の歌で、指揮はH.ワルベルクで した。大学祝典は大学に入って初めてやったオーケストラの曲(1年生で結成した学年オケ)で、交響曲第3番はその年の4年生の出し物の曲でした。(4 年生のオケに参加したときに、「さすが、4年生!凄い!」と感動した思い出があります。)3番、良い曲ですね。とても好きです。ネットで今回の演奏会の感 想が出ていたのでいくつかみたのですが、どれも「もやもやとした」、「はっきりとしない」、といった感想が多かったです。ワルベルクは練習中から、「アレ グロ・コン・ブリオ!」と連呼し、かなりアクセントをハッキリつけさせられたので、普段よりかは硬めのビシビシ系で演奏したつもりなのですが、弾き手と聴 き手ではこうも感想が違うんですね。 残念だったのが、両日とも拍手が早かったこと。先月のマーラー4番の初日もそうでしたが、もうちょっと余韻を味わってからでも十分拍手する時間はあると思 います。音が切れた瞬間に拍手をされると、此方演奏者サイドはまだ弾き終わっていないのに遮られたように感じるし、なにか拍手をするタイミングを計りなが ら聴いているようにも思えます(最後の最後の瞬間まで聴いてもらえてないのかも・・・・トホホ)。特に長い曲を弾き終えた後って、此方もホールの余韻を ゆっくり味わってから楽器を置きたいものです。日本酒を飲むときと同じかも・・・・。

5.5 アースレッド、やりました。家中6つをセットして、ハムスターはいつもの呑屋の親方の家に避難中。効果あったようです。まだ家の中が煙り臭い。ハエもいなくなりました。これで安心して眠れます。 明日は横須賀でインターネットライブ放送付きの演奏会です。ショスタコの5番他です。

5.3 今日は東京オペラシティでMusic Tomorrowの本番があり、5時前に終わったので家に帰ってからビール飲んでゆっくりくつろごう・・・と思って急いで帰宅しました。家に帰って何気な く天井を見上げたら小さなハエが20匹あまりいるので、慌てて殺虫剤をまいて駆除。あっという間に落ちてくるので結構楽しい。ただ、ここのところハエの死 骸をよく見るので、急に不安になり原因を突き止めることにしました(ビールは後回し)。 いつも死骸を見るのはリビングなのに、今日に限って玄関周りから廊下にかけて、ハエが発生。昨日と今日と特別何も変わっていない。強いて言えるなら、ハム スターのゲージをいつもはリビングに置いているのを、昨日殺虫剤をまいたときに廊下に移した・・・、となると原因はハムスターのゲージ!最近、中の掃除を していなかったから、その匂いにつられてハエが繁殖、ギョギョギョ・・(*_*)。今度はハムスターの掃除です。中に敷くワラを買ってきて、水、エサ、ト イレの砂・・・全部捨てて、お湯と洗剤でよく洗って、セットアップしました。さくらは環境が変わってしまったのでしばらく暴れてましたが、そのうち疲れて 寝てしまいました。 ハエはその後発生していません。でもこうなったら徹底駆除のため明日ハムスターを預けて、家中アースレッドをばらまきます。さっき12帖用3つと8帖用3つの計6個買ってきました。覚悟してろ、ハエ、ゴキブリども!

5.1 今日もMusic Tomorrowの練習です。始まる前、タン・ドゥンが「ゴールデン・ウィークなので明日は午前中で練習を終わりにしましょう。」と言って拍手喝采を浴び ていました。今日はきっちり3時過ぎまで練習しましたけど・・・。タン・ドゥンは、音楽の表情というかキャラクターがはっきりしていて、現代音楽なのにと ても解りやすく楽しいです。練習も要領が良く、頭の良い人だなと思いました。 ここ数日、左肩の肩凝りに悩まされていたので、昨日○んねん灸をやって寝たら朝起きたときには随分楽になりました。「これは、今日一日楽しみだ」と軽く首を回したところ右側を筋ちがいしてしまい、今度は右に首が回りません。車を運転するとき、後方確認しづらいので辛いです。
3000
カウントを踏まれた荒木さんは、検索のページで「三沢光晴・ヴァイオリン」で検索をかけてうちのページにたどり着いたそうです。三沢がこっそりヴァイオリン教室に通っていたら笑えるけど・・・。すぐ楽器壊してしまいそう。

5.1なりたて(4.30深夜) 5月になりましたので、このページを新しくしました。背景も新緑を意識して若草色っぽくしてみました。文字の色は見にくいでしょうか?たまには黒以外にしてみようと思いこんな色にしました。 さて、世の中はゴールデンウィークですが、我々は関係なく仕事です。N響はMusic Tomorrow 2001と題する年に1回の現代音楽特集で、今年はタン・ドゥンが指揮です。今日練習が始まる前にタン・ドゥンが、「世の中はゴールデンウィークでお休み なのに、私のために仕事になってしまいごめんなさい」というようなことを言っていました(英語で言ったのでよく判らないけど)。