2001年1月〜4月の酔っ払いの戯言
2001年01月27日カテゴリ:旧酔っ払いの戯言
4.26 今回の定期の練習が始まる前に、ティンパニの久保さんと「きっとハイドンは硬いバチで叩くように指示されるに違いない」と話しをしていたら、案の定「ハー ドスティック!」とブロムシュテットが言っていたので笑っていたのですが、それ以上に楽器まで替えるように言われたとかで、練習途中から昔のスタイルの ティンパニになっていました。明日は前半と後半で違う響きのティンパニが聴けることでしょう。マーラーはソプラノの中嶋さんが上手くて本番が楽しみです。 4.25 昨日も今日も久しぶりに自炊。食べたものも昨日と全く同じ、あ、今日は鷹の爪を入れた分辛くなった。今は春キャベツが美味しいですね。一玉買ってきたの で、毎日キャベツです。ハムスターのさくらも大喜びでバリバリ食っています。明日はペペロンチーノにキャベツを入れてみよう。 ブロムシュテットも、彼との今回最後の演奏会になるマーラーの4番とハイドンの86番を、連日みっちり練習しています。よく喋っておんなじヶ所を何回も何 回も弾かされます。もう明日本番でも良いくらいですが、もう一日練習がある・・・・。マーラーはサクサク、サラサラ、スルスル・・・と、彼の棒の特徴が出 ています。もう少しウェット感があるほうが個人的には好みです。あぁ、プレヴィンの4番が忘れられない。 インターネットで遊んでいたら「次回予告」なる変なサイトにぶち当たりました。 適当に3人の名前を入れてみて下さい。結構笑える。 http://coc.coco.co.jp/pc/ 4.23 テツラフの演奏があまりにも強烈だったので、テツラフのことについて書いてみようかな。初めてテツラフの演奏を聴いたのは、フィンランドのクフモ音楽祭に 参加したときにそこのコンサートででした。着いたその日にリサイタルがあって、モーツァルトのソナタとドヴォルザークのソナタ?の2曲だったと思います。 テツラフはピアノの窪んだところに譜面台を置いて(リート歌手が立つ位置)、ピアニストとアイ・コンタクトを取りながら演奏していたのをよく覚えていま す。そのコンサート以外にも、シェーンベルクの弦楽三重奏曲、バルトーク:コントラスツ、シューベルトのオクテット(チェロ以外全員立って演奏していた) などの演奏からは、どれをとっても生き生きして初めて血が通ったような、息を吹き返して喜んでいるような演奏でした。そんな凄い演奏をしているのに、終 わったあとは生まれたばかりの赤ちゃん(彼の子供でしょう)の乗ったベビーカーを押しながら、いろんな人と気さくに話しをしているところがまたまた良く て、ますますファンになってしまいました。その音楽祭のプレス用事務所にはカメラマンが撮ったばかりの新聞に載せるための写真が並べられてて、(それは当 然プレス用なのですが)誰もいないのを確認してこっそりテツラフの演奏している写真を持ってきてしまいました。前回テツラフがN響とバルトークを共演した ときに、その写真にサインをしてもらい、額に入れて部屋に飾ってあります。 |