2011年9月Blog

9月28日 《ベルリンから来日 in 広島》
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翌朝、京都駅から新幹線で広島へ。ランチは広島のソウルフード、お好み焼き。久しぶりに食べたけど、美味い!
彼らも喜んでました。


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お腹が満たされた後は、広島市内を歩いて観光。川沿いを行くだけでも、あちこちにある原爆の遺産にその都度足を止めて見てました。
広島市民球場の解体工事をチラッと見て、護国神社を参拝し、広島城にも入って江戸時代の武士や庶民の生活にも触れてきました。
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広島市内を半日歩き回り、夜はカンマーフィルハーモニーのメンバーと合流して大宴会。 ドイツ料理のお店で、ドイツビール飲みながらソーセージと思ってたら、日本人はドイツビール、ドイツ人はキリンビールをひたすら飲んでました。話は尽きることなくあっという間に5時間経過。
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特に山根さん(写真左)が現れた後半は嵐のような盛り上がりに。国境をいとも簡単に取り払ってしまう山根さん、さすがです。


◆9月27日 《ベルリンから来日 in 京都》

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今年5月、「カンマーフィルハーモニーひろしま」でドイツに行った際、ベルリンでお世話になったご家族が日本に遊びに来ているので、仕事(大河ドラマのテーマ曲収録)を終えた脚で京都に直行、夕方合流しました。
時間が時間なので拝観料のかかるところは諦め、北野天満宮を参拝した後、上七軒を散策しました。タイムリーなことに舞妓さんが2人通りがかり、ドイツ人は大喜び。慌てて写真を撮ってました。
それから彼らの念願の居酒屋さんへ。
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刺し身はもちろん、天ぷら、豆腐ステーキ、和牛のステーキなどなど、あ、それに松茸の土瓶蒸し!初物でした。お座敷を借りたのでたっぷり5時間、久しぶりの再会を喜びました。
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◆9月26日 《カワイサロン ベートーヴェン・シリーズ vol.3》
ベートーヴェン3回

926日、カワイ表参道サロンで三宅麻美さん、西山健一さんとベートーヴェンのソナタ&トリオ全曲演奏会の3回目でした。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2
ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.1-3
ト長調のソナタ第2番とこの第8番の2曲をベートーヴェンが書いています。同時期に書かれた第7番ハ短調に対して、8番はかなりおふざけモード。ベートーヴェンのピアノソナタにもト長調の作品はありますが、これもかなりふざけた作品だそうで、今回はそれに照準を合わせてリハーサル。麻美ちゃんとは年に数回ご一緒するので、アンサンブルもだいぶ慣れてきていい感じになってきました。
メインのピアノ三重奏曲はこれまたハ短調。作曲当時はハイドンにも酷評されあまり受けの良くなかった作品ですが、初期の作品(op.1)にしてこのベートーヴェン度の高さはさすがです。

次回は来年4月9日、ヴァイオリン・ソナタ第4番、第5番とピアノ三重奏曲第6番という組み合わせでやる予定です。


◆9月22日 《ブロムシュテット ブルックナー第7番》
9月21日、台風が直撃の中、 今日はサントリーホールでB定期。

いやいや
今日の本番は素晴らしかった!
至福の一時。
台風にも関わらず来てくださったお客様、ありがとうございます。
そして、マエストロ・ブロムシュテット。
ゲスト・コンマス、ミリングさん。
日本のこんな状況でキャンセルが相次ぐ中、ありがとうございます。

前半のシューベルト「未完成」は、いつやってもシンドイ。
後半のブルックナー7番。
これがもう、たまらん。
すべてがピタッとハマる感じ。
涙が出そうになるくらい感動する場面もあるけど、
それを置いておいてどこまでも登って行きたくなる感じ。

最近友人の話で、
「皇帝」の2楽章がH-Durで神々しいとう話が出てたけど、
ブルックナーの7番の2楽章で、クライマックスにいく直前にH-Durになって、これ以上行けない高みまで行ったと思った後、
クライマックスでさらに半音上がってC-Durになった時、
「人間を超えた瞬間だ」
と思いました。
そしてCis-Durで終わるんだけど、聴いた感じはDes-Dur
マラ9の最後と一緒。
ブロムシュテットも「これは死の場面だ」
と言っていたけど、たどり着いた先は幸せな死
それでも良い!
と思うくらい、幸せな瞬間でした。

う〜ん、たまらん。

翌22日もサントリーホールで定期演奏会でした。

84
歳のマエストロ、ブロムシュテット。
この歳で元気なのもブッたまげますが、84歳になっても変わらず音楽に向きあい、妥協せず、こだわり、表現し続けている

その精神力にも頭が下がります。

もちろん、出てきた音楽にもですが。

僕ももうちょっと頑張ろうっと。



◆9月10日 《彩弦楽四重奏団 上尾文化センター オータムコンサート》
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9月10日は上尾文化振興財団の主催による彩弦楽四重奏団オータムコンサート。
プログラムはハイドン「皇帝」、モーツァルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ドヴォルザーク:「アメリカ」という名曲プロ。
開場は上尾市文化センターの小ホールでした。ここのホールは以前も演奏したことがあり、デッドな音響に苦労するのですが、今回は舞台の両脇に屏風を立てて頂いたりと、ホールスタッフの方々にとても協力的にして頂き、音響もかなり改善されました。これなら十分使えます。
施設内にはご覧の写真のように、我々のポスターも貼られ、笑点メンバーには負けますが、ほぼ満席のお客様に聴いて頂きました。
地域に密着した活動を目指している我々にとって、とても有意義な演奏会となりました。