過去のBlog 2009年8月
◆8月27日《ラルキブデッリの廃盤発見》
昨日銀座までラ・ラ・ガーデン・オーナー岩崎さんの個展を見に行ったついでに、○野楽器に立ち寄った。別に買いたいものがあったわけではないが、ラルキブデッリのCDが置いてあったので試しに探してみたら、持ってないものがいくつも出てきた。モーツァルトのクラリネット五重奏曲はホルン五重奏とのカップリングでは手に入るが、ヴァイオリン・ソナタK.378のクラリネット四重奏版とのものは初めて見つけた。ボッケリーニの弦楽五重奏(2枚組)も、ハイドンのナチュラル・ホルン作品集も、ピアノ三重奏曲集もどれも手に入りにくいものばかり、迷わず購入。
ただ、どうしても見つからないのがベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」弦楽五重奏版。ベートーヴェンの限定ボックス60枚セットの中に含まれているらしいのだが、そのためにいらない(ダブる数多くの)CDを買ってまで手に入れるべきかどうか・・・。
60枚セットで9000円なんで買っても良いかなと、思ったりもするが・・・
悩むところである。
◆8月20日《料理3連発》
煮豚
塩辛
昨日、魚屋さんで立派なスルメイカを見つけたので刺し身にして、ワタとゲソや耳を塩辛にしてみました。一晩漬けたものです。
香りは市販のものと遜色ありません。味はそれより爽やかでアッサリしてました。
意外に黒ビールと合います。
是非試してみて下さい。
ポトフ
先日演奏旅行で行った福島のおでん屋さんの出汁が透明でとてもキレイだったので、どうやると澄んだ出汁になるのか聞いてみたら「けっして沸騰させないこと」と教わったので、さっそくポトフで試してみた。
材料は牛肉500g、たまねぎ2個、にんじん1本、ズッキーニに冷蔵庫に余っていたベーコンの切り落としとマッシュルームを入れて、大鍋一杯作りました。味つけは塩と粒コショウ、ローリエに固形スープの素を1個いれました。
ご覧のような出来栄え、なかなかでしょう。
スープも濁らずキレイにいけました。おでん屋さん、ありがとう。
◆8月18日《ミニサイズあご当て》
あご当ては安いものは数千円から高くなると8万円とかピンからキリまであります。高ければ良い音になるのかというと、けっしてそういうわけではないと思います。
どちらかというと軽い素材の方が良い、いっそのこと無い方が良い音になる、でも無いと弾きにくい、じゃあなるべく小さいのを…
そこで、 小さめのあご当てを探していたのですがなかなか見つからないので、特注で削ってもらいました。
軽いものというので、当然ブリッジタイプではないもので、あまり深く削れていないフラットなものを選び、実際に楽器につけて構えてみて、あごの乗っている部分を鉛筆でマーキングし、それ以外の部分を切り落としてもらいました。ご覧のようなサイズになりました。
結果の音は予想したとおり、軽くなりました。 このくらいあれば十分使えます。もう少し削れるような気もしますが、次回は別の素材で試してみます。
◆8月9日《第5回しずくいし夏の音楽祭その4》
全ての演奏会が終わりました。最終日は雨にも関わらず沢山のお客さんに来て頂き、盛況のうちに終えることができホッとしています。
また去年は最終日に体調を崩しましたが、今年は最後まで持ちました。気力も充実していました。それでも疲れはでますね。身体が言うことをきかない。ふとした拍子に休みが数えられなくなる、違う指が勝手に動くなど、3日間の演奏会が丁度いいのかなと思いました。
最後に、この音楽祭は我々演奏家だけでは実現は無理でした。ラ・ラ・ガーデン・オーナーの岩崎さんを始め、陰で支えて下さったボランティアスタッフの皆さんのおかげで、ここまで続けることができ、無事に今年も終えることができました。ここに改めてお礼申し上げます。
◆8月8日《第5回しずくいし夏の音楽祭その3》
初日、二日目と元気に演奏を終えました。
今年のゲストはN響コントラバス奏者西山真二さん、チェロの西山健一くんの双子の弟です。 双子の演奏家、何も言わなくてもどちらからともなく演奏が始まり、それに我々が付いていくリハーサル。
昔は本当に見分けがつかなかったんですが、今は健一くんにはヒゲがあるので間違えるはずがない…
のはずが、やっぱり間違えます。ふとした瞬間、気配が同じです。
コントラバスが入るので、できる曲、やりたい曲を集めたら「アイネク」ドヴォルザークの弦楽五重奏曲、シューベルトの「ます」と、ハードな曲が3つも並びました。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は言わずと知れたモーツァルトの名曲で、何かあると1曲目にプログラミングされる手頃な曲という印象がありますが、僕はずーっと嫌いだったんです。あまりにもしょっちゅう演奏するために、何が素晴らしくていい曲なのか解らなくなっていました。
なので、自主的にプログラムに載せるのは今まで無かった。
でも、今回もう一度楽譜を読み直して、好きになりました。
この曲は繰り返しを省略せず、全部やるべきだとも思います。そうするとメインのプログラムに十分なるくらいの重量感があります。特に第4楽章は終わりそうで終わらない、終わりそうで意表をつく転調、面白すぎます。そしてこの曲もG-Durなんですよねぇ。モーツァルトのG-Dur。秋の風を感じます。
◆8月7日《第5回しずくいし夏の音楽祭その2》
今日は岩手県民会館のロビーコンサートに出演のため、盛岡に来ました。お昼時に20分程度の演奏で、ロビーの階段に座って聴きます。石で造られたロビーはそれはとてもとても気持ちよく響きます。
我々の狙いはもちろん音楽祭の宣伝を兼ねてなんですが、ここでの演奏が結構緊張するんです。人の出入りも自由だし雑音も多いんで、気楽に弾けそうなんですが、なんででしょうね。
だけど、ここで緊張しておくと翌日からの演奏会がかなり楽になるのも事実。気合いを入れて3曲、演奏してきました。
◆8月4日《第5回しずくいし夏の音楽祭その1》
今年も音楽祭のため雫石にやってきました。
しずくいし夏の音楽祭は、出演者たった5人の小さな音楽祭です(ゲストを入れると6人)。響きの良い小さなホールで好きな音楽を演奏し、どっぷり浸かれる数日。最近はこれが楽しみで1年頑張っているような気がしています。
今日から生徒達を集めて合宿です。合宿は今年で4回目で、4回全て参加の生徒さんも数人います。1回目はまだ中1だったのが今は高校生、小学生だったのが今年は受験…早いですね。
写真は生徒さんの出迎えに来た際、必ず立ち寄る雫石駅前にある食堂の麻婆ラーメン、辛さは2倍。だしが効いてて病みつきになります。
これを食べて気合いを入れ、生徒さんをお出迎え。
さて、今年はどんな一週間になるのか、楽しみです。
昨日銀座までラ・ラ・ガーデン・オーナー岩崎さんの個展を見に行ったついでに、○野楽器に立ち寄った。別に買いたいものがあったわけではないが、ラルキブデッリのCDが置いてあったので試しに探してみたら、持ってないものがいくつも出てきた。モーツァルトのクラリネット五重奏曲はホルン五重奏とのカップリングでは手に入るが、ヴァイオリン・ソナタK.378のクラリネット四重奏版とのものは初めて見つけた。ボッケリーニの弦楽五重奏(2枚組)も、ハイドンのナチュラル・ホルン作品集も、ピアノ三重奏曲集もどれも手に入りにくいものばかり、迷わず購入。
ただ、どうしても見つからないのがベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」弦楽五重奏版。ベートーヴェンの限定ボックス60枚セットの中に含まれているらしいのだが、そのためにいらない(ダブる数多くの)CDを買ってまで手に入れるべきかどうか・・・。
60枚セットで9000円なんで買っても良いかなと、思ったりもするが・・・
悩むところである。
◆8月20日《料理3連発》
煮豚
塩辛
昨日、魚屋さんで立派なスルメイカを見つけたので刺し身にして、ワタとゲソや耳を塩辛にしてみました。一晩漬けたものです。
香りは市販のものと遜色ありません。味はそれより爽やかでアッサリしてました。
意外に黒ビールと合います。
是非試してみて下さい。
ポトフ
先日演奏旅行で行った福島のおでん屋さんの出汁が透明でとてもキレイだったので、どうやると澄んだ出汁になるのか聞いてみたら「けっして沸騰させないこと」と教わったので、さっそくポトフで試してみた。
材料は牛肉500g、たまねぎ2個、にんじん1本、ズッキーニに冷蔵庫に余っていたベーコンの切り落としとマッシュルームを入れて、大鍋一杯作りました。味つけは塩と粒コショウ、ローリエに固形スープの素を1個いれました。
ご覧のような出来栄え、なかなかでしょう。
スープも濁らずキレイにいけました。おでん屋さん、ありがとう。
◆8月18日《ミニサイズあご当て》
あご当ては安いものは数千円から高くなると8万円とかピンからキリまであります。高ければ良い音になるのかというと、けっしてそういうわけではないと思います。
どちらかというと軽い素材の方が良い、いっそのこと無い方が良い音になる、でも無いと弾きにくい、じゃあなるべく小さいのを…
そこで、 小さめのあご当てを探していたのですがなかなか見つからないので、特注で削ってもらいました。
軽いものというので、当然ブリッジタイプではないもので、あまり深く削れていないフラットなものを選び、実際に楽器につけて構えてみて、あごの乗っている部分を鉛筆でマーキングし、それ以外の部分を切り落としてもらいました。ご覧のようなサイズになりました。
結果の音は予想したとおり、軽くなりました。 このくらいあれば十分使えます。もう少し削れるような気もしますが、次回は別の素材で試してみます。
◆8月9日《第5回しずくいし夏の音楽祭その4》
全ての演奏会が終わりました。最終日は雨にも関わらず沢山のお客さんに来て頂き、盛況のうちに終えることができホッとしています。
また去年は最終日に体調を崩しましたが、今年は最後まで持ちました。気力も充実していました。それでも疲れはでますね。身体が言うことをきかない。ふとした拍子に休みが数えられなくなる、違う指が勝手に動くなど、3日間の演奏会が丁度いいのかなと思いました。
最後に、この音楽祭は我々演奏家だけでは実現は無理でした。ラ・ラ・ガーデン・オーナーの岩崎さんを始め、陰で支えて下さったボランティアスタッフの皆さんのおかげで、ここまで続けることができ、無事に今年も終えることができました。ここに改めてお礼申し上げます。
◆8月8日《第5回しずくいし夏の音楽祭その3》
初日、二日目と元気に演奏を終えました。
今年のゲストはN響コントラバス奏者西山真二さん、チェロの西山健一くんの双子の弟です。 双子の演奏家、何も言わなくてもどちらからともなく演奏が始まり、それに我々が付いていくリハーサル。
昔は本当に見分けがつかなかったんですが、今は健一くんにはヒゲがあるので間違えるはずがない…
のはずが、やっぱり間違えます。ふとした瞬間、気配が同じです。
コントラバスが入るので、できる曲、やりたい曲を集めたら「アイネク」ドヴォルザークの弦楽五重奏曲、シューベルトの「ます」と、ハードな曲が3つも並びました。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は言わずと知れたモーツァルトの名曲で、何かあると1曲目にプログラミングされる手頃な曲という印象がありますが、僕はずーっと嫌いだったんです。あまりにもしょっちゅう演奏するために、何が素晴らしくていい曲なのか解らなくなっていました。
なので、自主的にプログラムに載せるのは今まで無かった。
でも、今回もう一度楽譜を読み直して、好きになりました。
この曲は繰り返しを省略せず、全部やるべきだとも思います。そうするとメインのプログラムに十分なるくらいの重量感があります。特に第4楽章は終わりそうで終わらない、終わりそうで意表をつく転調、面白すぎます。そしてこの曲もG-Durなんですよねぇ。モーツァルトのG-Dur。秋の風を感じます。
◆8月7日《第5回しずくいし夏の音楽祭その2》
今日は岩手県民会館のロビーコンサートに出演のため、盛岡に来ました。お昼時に20分程度の演奏で、ロビーの階段に座って聴きます。石で造られたロビーはそれはとてもとても気持ちよく響きます。
我々の狙いはもちろん音楽祭の宣伝を兼ねてなんですが、ここでの演奏が結構緊張するんです。人の出入りも自由だし雑音も多いんで、気楽に弾けそうなんですが、なんででしょうね。
だけど、ここで緊張しておくと翌日からの演奏会がかなり楽になるのも事実。気合いを入れて3曲、演奏してきました。
◆8月4日《第5回しずくいし夏の音楽祭その1》
今年も音楽祭のため雫石にやってきました。
しずくいし夏の音楽祭は、出演者たった5人の小さな音楽祭です(ゲストを入れると6人)。響きの良い小さなホールで好きな音楽を演奏し、どっぷり浸かれる数日。最近はこれが楽しみで1年頑張っているような気がしています。
今日から生徒達を集めて合宿です。合宿は今年で4回目で、4回全て参加の生徒さんも数人います。1回目はまだ中1だったのが今は高校生、小学生だったのが今年は受験…早いですね。
写真は生徒さんの出迎えに来た際、必ず立ち寄る雫石駅前にある食堂の麻婆ラーメン、辛さは2倍。だしが効いてて病みつきになります。
これを食べて気合いを入れ、生徒さんをお出迎え。
さて、今年はどんな一週間になるのか、楽しみです。