2013年4月blog
◆4月30日 《復帰しました》
風疹により一週間休みをいただき、4月29日大宮ソニックシティの本番から復帰しました。
指揮は小泉和裕さん、独特の言い回しが大好きです。ご本人はいたって真面目にお話されているのですが、ツボにハマってしまいます。昨日の本番でもアンコールの時にちょっとしたアクシデントがあったのですが、すべてを帳消しにしてしまう一言。さすがです。
◆4月21日 《蕁麻疹だと思っていたら…》
ビシュコフ指揮ヴェルディの「レクイエム」練習初日を終えて普通に帰宅、夕飯に何を作ろうか考えていたら何となく寒気がしてきたので、体温計をとり出して測ったのが夜8時ごろ。35.9℃、低い。この日は気温25℃を超えたところがいくつもあったくらい暖かかったのに、寒気が本格化してきたのでセーターを着込んで再び計測、36.9℃。それから測るたびに上がり、とともに食欲も無くなる。最終的に動けなくなり布団で測ったのが夜12時ごろ、38.9℃、初めて見た数字かも。一瞬なんの数字だか解らず、理解するのに時間がかかる。体温計を取る置くことすら辛い。
その後、多少楽になって測ってみたら38.5℃、0.4℃の差は大きいよ〜、動けるもん。なかなか見れない数字なので記念に撮っておいた。
これはヤバいなぁ、明日練習行けるかなぁ、熱下げるしかないなぁ…なんて思っているうちに寝てしまい、朝。
熱は7℃代に下がっていたが、全身に広がる蕁麻疹と昨夜の高熱が気になって病院へ行った。受付で症状を説明したら、風疹の可能性があるからと、すぐさま別室へ隔離された。(流行っているとは聞いていたけどまさか自分が…と思うが、ここのところ花粉症が和らいできたのでマスクしないで外出するようになってたしなぁ。)その個室から出ることなく診察、採血すべてやり、やはり風疹の疑いがかなり高いので外出せず自宅で安静にしていなさいと言われる。症状はおそらく3〜4日ほどで治まるが、それでも改善しない場合はすぐに連絡するようにとも言われる。で、結果、ほんとに3日ほどで発疹が消え出し、痒みもなくなった。やはりそうだったのか。熱も今では平熱。胃薬を疑ってしまいごめんなさい。
そんなことでN響のC定期、お休みをいただきました。いくつか入っていたレッスンもすべてキャンセル、残念ながら25日のカンマーフィルハーモニーひろしまの演奏会もキャンセルすることになりました。すみません。
本当に流行っています。特に20〜40代の男性が罹りやすいとのことなので、注意してください。
◆4月15日 《蕁麻疹と車の故障》
人間ドックでピロリ菌が陽性だったので、一週間かけて除菌薬を一昨日飲み終え、普通の胃薬に戻った今朝から全身蕁麻疹。同じ胃薬を以前飲んでいた時は問題なかったのに、今回はたまたまか。服用を中止し様子を見ているけど、まだ消える気配はない。手のひら、指、手の甲、顔、首、腕、背中、足…今は背中が一番かゆい。
今日は午前中に、明日からのヴェルディ「レクイエム」の譜読みをして、午後は大宮のヨコタ眼鏡でも行こうかと出かけた途端、家人から車が動かないとの電話があり慌てて戻り様子を見ると、まったくエンジンがかからない状態でびくともしない。すぐにディーラー、JAFに連絡、JAFが来るまで〆て2時間。来てからレッカー車で運び出すのがこれまた大変で。というのも、狭い駐車場からハンドルがロックされた故障車を持ち上げ、ちょっとづつ切り返して向きを変え、廻りの車に気をつけながら外に出すこの作業、1時間以上は格闘していたかな。
それにしてもプロの技術は凄い。
無事ディーラーに運んでもらい、スタッフにみてもらう。前例のない症状だそうで、次から次へとぞろぞろスタッフさんが出てきては考えられる原因をあ〜だこ〜だ話している表情は、なんか楽しそう。車好きな人達なんだなぁ。
結局、元の駐車場に戻ったのは6時間後。休みの日で良かった。
家に帰ってからもう一度、譜読み。
そしてさらいながらあく抜きしておいたタケノコを使って、若竹煮とタケノコご飯を作った。
休みの日は、あっという間に終わる。
◆4月11日 《ベートーヴェン・シリーズvol.6》
4月10日はカワイ表参道サロンで三宅麻美ちゃん、西山健一くんとベートーヴェン・シリーズの6回目でした。
今回はなんといっても「クロイツェル」があったので、数カ月前からナーバスになっていました。オペラの合間をぬってリハーサルを入れていたので、なかなか疲れが取れませんでした。でもクロイツェルはどの楽章も気力体力とも充実していないと弾けません。この日もニンニク卵黄を飲んで…。
2番のソナタも10年ぶりくらいでしょうか。前回弾いた時はつかみ所のない曲という印象しかなかったのですが、今回はベートーヴェンってずいぶんお茶目な人なのね…なんて考えながら弾いていました。細かいミスはありましたが、どちらも前回よりははるかに共感しながら弾けたので、よしとしよう。
三宅麻美&N響メンバーによるベートーヴェン vol.6
日時/2013年4月10日(水) 19:00開演
会場/カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第9番「クロイツェル」
三宅麻美,Pf. 林智之Vn. 西山健一,Vc.
◆4月5日 《マイスタージンガー本番そして春の弦楽器セミナー》
4日は「マイスタージンガー」全曲やってきました。
1幕90分、2幕60分。3幕2時間。ニンニク卵黄を飲んで挑みました。
結果、第1幕前半、ミスを注意するあまり硬くなる。徐々にほぐれ1幕終了。第2幕、曲の流れに身を任せることにし、ミスを恐れない気持ちで弾いた結果、1幕の勢いをキープする。いい感じ。第3幕、そのままの流れで入ったものの、パート譜65ページを過ぎた辺りから意識が朦朧とし出す。気力体力はあるものの、思考回路が停止。すべての判断に時間がかかるようになった。なんかフワフワした中、無事終了。やっぱりすべてを弾ききるのは難しかった。
その日の夜は、布団に入っても疲れているのに寝られない、頭の中ではいろいろなフレーズがグルグル廻っていた。
そのマイスタージンガーを挟むようにして、大宮ソニックシティで春の弦楽器セミナーをやってきました。
音階やエチュードを中心としたセミナー、受講生は最初と惑ったと思いますが、終わってみるとそれぞれの課題をこなし、成果を挙げてくれたのがとても嬉しかったです。こちらも朝から夕方まで体力勝負。ハードな3日間でした。
風疹により一週間休みをいただき、4月29日大宮ソニックシティの本番から復帰しました。
指揮は小泉和裕さん、独特の言い回しが大好きです。ご本人はいたって真面目にお話されているのですが、ツボにハマってしまいます。昨日の本番でもアンコールの時にちょっとしたアクシデントがあったのですが、すべてを帳消しにしてしまう一言。さすがです。
◆4月21日 《蕁麻疹だと思っていたら…》
ビシュコフ指揮ヴェルディの「レクイエム」練習初日を終えて普通に帰宅、夕飯に何を作ろうか考えていたら何となく寒気がしてきたので、体温計をとり出して測ったのが夜8時ごろ。35.9℃、低い。この日は気温25℃を超えたところがいくつもあったくらい暖かかったのに、寒気が本格化してきたのでセーターを着込んで再び計測、36.9℃。それから測るたびに上がり、とともに食欲も無くなる。最終的に動けなくなり布団で測ったのが夜12時ごろ、38.9℃、初めて見た数字かも。一瞬なんの数字だか解らず、理解するのに時間がかかる。体温計を取る置くことすら辛い。
その後、多少楽になって測ってみたら38.5℃、0.4℃の差は大きいよ〜、動けるもん。なかなか見れない数字なので記念に撮っておいた。
これはヤバいなぁ、明日練習行けるかなぁ、熱下げるしかないなぁ…なんて思っているうちに寝てしまい、朝。
熱は7℃代に下がっていたが、全身に広がる蕁麻疹と昨夜の高熱が気になって病院へ行った。受付で症状を説明したら、風疹の可能性があるからと、すぐさま別室へ隔離された。(流行っているとは聞いていたけどまさか自分が…と思うが、ここのところ花粉症が和らいできたのでマスクしないで外出するようになってたしなぁ。)その個室から出ることなく診察、採血すべてやり、やはり風疹の疑いがかなり高いので外出せず自宅で安静にしていなさいと言われる。症状はおそらく3〜4日ほどで治まるが、それでも改善しない場合はすぐに連絡するようにとも言われる。で、結果、ほんとに3日ほどで発疹が消え出し、痒みもなくなった。やはりそうだったのか。熱も今では平熱。胃薬を疑ってしまいごめんなさい。
そんなことでN響のC定期、お休みをいただきました。いくつか入っていたレッスンもすべてキャンセル、残念ながら25日のカンマーフィルハーモニーひろしまの演奏会もキャンセルすることになりました。すみません。
本当に流行っています。特に20〜40代の男性が罹りやすいとのことなので、注意してください。
◆4月15日 《蕁麻疹と車の故障》
人間ドックでピロリ菌が陽性だったので、一週間かけて除菌薬を一昨日飲み終え、普通の胃薬に戻った今朝から全身蕁麻疹。同じ胃薬を以前飲んでいた時は問題なかったのに、今回はたまたまか。服用を中止し様子を見ているけど、まだ消える気配はない。手のひら、指、手の甲、顔、首、腕、背中、足…今は背中が一番かゆい。
今日は午前中に、明日からのヴェルディ「レクイエム」の譜読みをして、午後は大宮のヨコタ眼鏡でも行こうかと出かけた途端、家人から車が動かないとの電話があり慌てて戻り様子を見ると、まったくエンジンがかからない状態でびくともしない。すぐにディーラー、JAFに連絡、JAFが来るまで〆て2時間。来てからレッカー車で運び出すのがこれまた大変で。というのも、狭い駐車場からハンドルがロックされた故障車を持ち上げ、ちょっとづつ切り返して向きを変え、廻りの車に気をつけながら外に出すこの作業、1時間以上は格闘していたかな。
それにしてもプロの技術は凄い。
無事ディーラーに運んでもらい、スタッフにみてもらう。前例のない症状だそうで、次から次へとぞろぞろスタッフさんが出てきては考えられる原因をあ〜だこ〜だ話している表情は、なんか楽しそう。車好きな人達なんだなぁ。
結局、元の駐車場に戻ったのは6時間後。休みの日で良かった。
家に帰ってからもう一度、譜読み。
そしてさらいながらあく抜きしておいたタケノコを使って、若竹煮とタケノコご飯を作った。
休みの日は、あっという間に終わる。
◆4月11日 《ベートーヴェン・シリーズvol.6》
4月10日はカワイ表参道サロンで三宅麻美ちゃん、西山健一くんとベートーヴェン・シリーズの6回目でした。
今回はなんといっても「クロイツェル」があったので、数カ月前からナーバスになっていました。オペラの合間をぬってリハーサルを入れていたので、なかなか疲れが取れませんでした。でもクロイツェルはどの楽章も気力体力とも充実していないと弾けません。この日もニンニク卵黄を飲んで…。
2番のソナタも10年ぶりくらいでしょうか。前回弾いた時はつかみ所のない曲という印象しかなかったのですが、今回はベートーヴェンってずいぶんお茶目な人なのね…なんて考えながら弾いていました。細かいミスはありましたが、どちらも前回よりははるかに共感しながら弾けたので、よしとしよう。
三宅麻美&N響メンバーによるベートーヴェン vol.6
日時/2013年4月10日(水) 19:00開演
会場/カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第9番「クロイツェル」
三宅麻美,Pf. 林智之Vn. 西山健一,Vc.
◆4月5日 《マイスタージンガー本番そして春の弦楽器セミナー》
4日は「マイスタージンガー」全曲やってきました。
1幕90分、2幕60分。3幕2時間。ニンニク卵黄を飲んで挑みました。
結果、第1幕前半、ミスを注意するあまり硬くなる。徐々にほぐれ1幕終了。第2幕、曲の流れに身を任せることにし、ミスを恐れない気持ちで弾いた結果、1幕の勢いをキープする。いい感じ。第3幕、そのままの流れで入ったものの、パート譜65ページを過ぎた辺りから意識が朦朧とし出す。気力体力はあるものの、思考回路が停止。すべての判断に時間がかかるようになった。なんかフワフワした中、無事終了。やっぱりすべてを弾ききるのは難しかった。
その日の夜は、布団に入っても疲れているのに寝られない、頭の中ではいろいろなフレーズがグルグル廻っていた。
そのマイスタージンガーを挟むようにして、大宮ソニックシティで春の弦楽器セミナーをやってきました。
音階やエチュードを中心としたセミナー、受講生は最初と惑ったと思いますが、終わってみるとそれぞれの課題をこなし、成果を挙げてくれたのがとても嬉しかったです。こちらも朝から夕方まで体力勝負。ハードな3日間でした。