2016年6月blog

◆6月18日《アバド&ベルリン・フィルのラスト・コンサート》
3月に手に入れてDVDは視聴したが、CDはそのままにしていたアバド指揮ベルリン・フィルのラスト・コンサート。
オーディオ・セットの電源を久しぶりに入れ、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」を改めて聴いてみた。

人間の欲を感じさせない、音楽だけが広がってきた。

この境地になるにはまだまだ修業が足りないな。

それにしてもベルリンで聴いたのはもう3年も前になるのか。5月21日に聴いたコンサートの感動が蘇ってくる。
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当日、会場に張られていたポスター、完売。

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そして、国内盤の予約特典で付いてきたポスターはレッスン室に大事に飾っています。



◆6月4日《第80回中部大学キャンパスコンサート デュオ・リサイタル》
同級生のさおりちゃんからこのコンサートのお話を戴いた時、プログラムをどう組もうか悩みました。
ヴァイオリンとヴィオラの曲といえば定番はモーツァルトのデュオになりますが、ミヒャエル・ハイドンもあるし、他にも探せばいくつもあるけど、名曲は限られています。
やはりモーツァルトは外せない…いつもなら前半に組まれるモーツァルトをメインで…と考えるうちに、良い構成ができました。
モーツァルトの2曲、デュオはミヒャエル・ハイドンの窮地を救うため、ケーゲルシュタット・トリオはクラリネットのシュタートラーとの友情の証として、どちらも友人に向けて作曲されたもの。派手さはないけど、穏やかな暖かみを感じさせる2曲です。
室内楽やオーケストラなど多人数で演奏する場合、好き勝手に弾いて廻りに合わせさせる人も中にはいますが、長年の音楽経験から「こう来た時はこうだろうな」とある程度の予測を立てながら、基本はお互いを聴き合って作り上げていきます。でもどうしても合わないところはディスカッションして歩み寄って、本番に向けて積み上げていきます。当然のことながらメンバーが変われば出てくる音楽も変わる。そこが面白い。毎回同じ演奏は面白くも何ともないです。
今回も久しぶりに集まったので、いくつか話し合う場面はありましたが、一つディスカッションすると次からはその必要がなくなる、お互い察して音楽が出来上がってゆく様は長年の友情がなくてはこうは行かなかったのでは…と思いました。
縁あって音楽高校で同級生となった3人が久しぶりに集まって演奏するには、ぴったりの選曲だったと自画自賛してます。
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第80回 中部大学キャンパスコンサート
林智之・臼木麻弥 ヴァイオリン&ヴィオラ デュオリサイタル

2016.6月4日(土) 開演 14:00  三浦幸平メモリアルホール(中部大学内)
ヘンデル=ハルヴォルセン編:ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア
シューマン:おとぎ話(ヴァイオリンとヴィオラ、ピアノのための) op.132
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ト長調 K.423
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 K.498 《ケーゲルシュタット・トリオ》
林智之,Vn. 臼木麻弥,Va. 水村さおり,Pf.(中部大学准教授)