過去のBlog 2010年4月
◆4月30日《リハ始りました》
5月27日にムジカーザでやるシューベルトのオクテットのリハーサルが始まりました。
この曲は15年ほど前にセカンドVn.を弾いたことがありますが、なかなかやる機会がなく、これまで放ったらかしにしていました。
何しろメンバーが8人必要ってだけでスケジュールの調整が大変、さらに全曲で全6楽章、1時間かかるのも気楽には取り上げられませんが、意を決してやることにしました。
使う楽譜はベーレンライター版。
シューベルトは弦楽器のことをあまり良く知らなかったのか、第6楽章に鬼のようなパッセージが出てきます。
古くからあるペータース版では、そこを人情溢れる音形に直されていたりしますが、ベーレンライター版はご存知の通りオリジナル重視の楽譜。
まさに鬼のまま、出版されています。
弾けるかなぁ…。
とりあえず、メトロノームをかけてゆっくりから復習ってます。
★モーツァルトとシューベルトの《贅沢》な室内楽
2010年5月27日(木) 19:00 開演 ムジカーザ ¥3,500-(全席自由、ドリンク付)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 K.80
モーツァルト:セレナード 第13番 ト長調 K. 525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
シューベルト:八重奏曲 へ長調 D.803
林 智之、荒井 友美Vn. 臼木 麻弥Va. 中村 潤Vc. 那須野 直裕Cb.
大成 雅志Cl. 田吉 佑久子,Fg. 飯島 さゆりHr.
◆4月20日《シューマンBox》
シューマン生誕200年を記念してDGからこんな全集が出てたのでHMVで注文、やっと届きました。
35枚組で10000円しないお値段。安い!
交響曲はガーディナー&ORRだし、滅多に買わない宗教曲やピアノ独奏曲も入っている。 ウチですでに持っているCDはハーゲンQuartetの弦楽四重奏曲2番&3番のみだったので、とってもお得でした。
ただ、問題はいったい何時聴くんだろう。
去年のメンデルスゾーンboxもほとんど聴いていないし。
◆4月18日《新しいケース》
今月になって楽器のケースを新調しました。ドイツ製GEWAのヴェネツィアというモデルです。
ご覧のように、内装が凝っています。弓は4本、弦チューブも見えにくいけれど蓋の真ん中部分にセットされています。
ずーと新しいケースが欲しくて、数ヶ月間、楽器屋さんやネット通販のサイトで熟考を重ね、これに決めました。GEWAは金具の丈夫さ、建付けの良さ、丈夫さにおいて、さすがドイツと思わせるメーカーです。ポケットは大型のもの1つに小物入れが2つ。楽譜をいれる部分は普通のA4サイズはもちろん、ケースの側面までポケットが続いているのでちょっと大きめのブライトコプフ版も入ります。さらに蓋を開けてもひっくり返らない。これはポイントとして大きい。
持ち歩くには断然ひょうたん形ですが、安定&安心度は角、ですね。
購入したのはネット販売、K里楽器のサイトです。割引率が一番良かったのが決めてかな。
◆4月14日《タケノコ》
春です。筍の季節です。
この時期になると近所のスーパーでも地物のタケノコが出回るようになり、毎年楽しみにしています。
今年も小振りなものをゆがいて、さっそく味わいました。
写真は若竹煮です。今年は甘くなってしまいました。ちょい残念。
これ以外にも、タケノコご飯、タケノコのステーキ、ベビーホタテと菜の花を入れたパスタをこの2日で作りました。
季節を味わう、最も楽しみの一つです。
◆4月13日《権現堂》
一夜明けて快晴!
今年は花見をまだしていなかったので、お弁当を作り、ごまちゃんを連れて権現堂に行ってきました。昨夜の風で花びらが散ってしまったところもあるけど、なんとか持ってくれてました。菜の花畑の黄色も鮮やか。桜を見て気持ちが和む、日本人だなぁとつくづく思います。
手製のお弁当!おにぎり以外は僕が作りました。
◆4月12日《雨宿り》
一日雨降り。昼食の用意をしていた時ふと窓の外を見たらツバメが2羽、ベランダで雨宿りをしていた。写真を撮っても逃げない。よっぽど疲れてたのかも。
◆4月11日《マーラー9番》
4月になり定期公演も復活、名誉指揮者ブロムシュテットの登場です。今回はドイツ・オーストリア作品のオンパレード。マーラーの9番にベートーヴェン3番、ブルックナーの5番。先日のパルシファルから今月末にあるオーチャード定期のワーグナーまで、オケ弾きにとってはたまらない曲が続きます。逆に譜読みは大変ですが。
マーラーの9番というと今まで「死」というイメージが強かった。最後がersterbend《死に絶えるように》なんて書いてあるし、心臓の鼓動がだんだんゆっくり止まるかのような終末も死にはピッタリ。実際マーラーはこの交響曲を完成した(49歳)のち、10番を書き出して完成できずに50歳で世を去っている。
だが、今回久しぶりに弾いてみてちょっとイメージが変わった。それは恐怖ではなく《死》に対する愛情、みたいなものかな。D-Durという人間的な調性で始まって、半音低いDes-Durで終わる。その半音に人間の最後の瞬間に安心して身を任せようとしているように思うのだ。
「もう死んでもいい〜!」
ってくらい達観してしまったんだろうなぁ。そこにはまさかDeathにかけたとは思わないが。
これはブロムシュテットが説明したわけではなく、あくまで個人的感想です。
同じ曲を何度弾いても何度聞いても印象が変わる、まさにクラシック音楽の醍醐味です。また次回弾いたときはどんなイメージが湧くのだろう、楽しみだ。
4月9日、10日
ブロムシュテット指揮
マーラー:交響曲第9番(NHKホール)
◆4月5日《毒蝮さん》
いつもお世話になっている眼鏡やさん、メガネのヨコタでラジオの生放送をやるというので賑わしに行ってきました。
番組はTBSラジオ「大沢悠里ゆうゆうワイド」で、毒蝮三太夫さんが街に飛びだして中継する「ミュージックプレゼント」っていうコーナーに中継場所として選ばれたのがメガネのヨコタ。ちょうど今日はオフ日だったし、最近視力が落ちてきた気がしたので検眼を兼ねてね。
10時前にお店に到着、一番乗り。すでにスタッフさんが中継の準備中。店内の椅子やテーブルを取っ払ってスペースを確保。皆さん立って話をする方がテンションが上がってよいのだとか、なるほど。
一応の段取りを聞いて拍手の練習とかをしてたら10時半、おもむろにスタート。
毒蝮さんのたたみかけるトークはさすがプロ!と思わせられ、あっという間に時間が過ぎ、予定の20分が経ってしまいました。ちなみに私の出番はゼロ。残念。後ろで手を叩いてました。
放送は終わっても毒蝮さんは、一人一人にサインを丁寧にして下さり、一緒に写真まで撮って戴きました。 午前中なのにもうすでにグッタリするくらいのパワー、 73歳だって、嵐隊員。お元気です。
すべて終わってから近くの大栄橋を徒歩で歩く。JR大宮工場の上に架かっている橋なのでなかなか興味深いものが近くで見られます。写真は入れ替え専用のDE11、つぶらな瞳が可愛らしい。奥にはD51もいたけど遠くて写真は撮れませんでした。
5月27日にムジカーザでやるシューベルトのオクテットのリハーサルが始まりました。
この曲は15年ほど前にセカンドVn.を弾いたことがありますが、なかなかやる機会がなく、これまで放ったらかしにしていました。
何しろメンバーが8人必要ってだけでスケジュールの調整が大変、さらに全曲で全6楽章、1時間かかるのも気楽には取り上げられませんが、意を決してやることにしました。
使う楽譜はベーレンライター版。
シューベルトは弦楽器のことをあまり良く知らなかったのか、第6楽章に鬼のようなパッセージが出てきます。
古くからあるペータース版では、そこを人情溢れる音形に直されていたりしますが、ベーレンライター版はご存知の通りオリジナル重視の楽譜。
まさに鬼のまま、出版されています。
弾けるかなぁ…。
とりあえず、メトロノームをかけてゆっくりから復習ってます。
★モーツァルトとシューベルトの《贅沢》な室内楽
2010年5月27日(木) 19:00 開演 ムジカーザ ¥3,500-(全席自由、ドリンク付)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 K.80
モーツァルト:セレナード 第13番 ト長調 K. 525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
シューベルト:八重奏曲 へ長調 D.803
林 智之、荒井 友美Vn. 臼木 麻弥Va. 中村 潤Vc. 那須野 直裕Cb.
大成 雅志Cl. 田吉 佑久子,Fg. 飯島 さゆりHr.
◆4月20日《シューマンBox》
シューマン生誕200年を記念してDGからこんな全集が出てたのでHMVで注文、やっと届きました。
35枚組で10000円しないお値段。安い!
交響曲はガーディナー&ORRだし、滅多に買わない宗教曲やピアノ独奏曲も入っている。 ウチですでに持っているCDはハーゲンQuartetの弦楽四重奏曲2番&3番のみだったので、とってもお得でした。
ただ、問題はいったい何時聴くんだろう。
去年のメンデルスゾーンboxもほとんど聴いていないし。
◆4月18日《新しいケース》
今月になって楽器のケースを新調しました。ドイツ製GEWAのヴェネツィアというモデルです。
ご覧のように、内装が凝っています。弓は4本、弦チューブも見えにくいけれど蓋の真ん中部分にセットされています。
ずーと新しいケースが欲しくて、数ヶ月間、楽器屋さんやネット通販のサイトで熟考を重ね、これに決めました。GEWAは金具の丈夫さ、建付けの良さ、丈夫さにおいて、さすがドイツと思わせるメーカーです。ポケットは大型のもの1つに小物入れが2つ。楽譜をいれる部分は普通のA4サイズはもちろん、ケースの側面までポケットが続いているのでちょっと大きめのブライトコプフ版も入ります。さらに蓋を開けてもひっくり返らない。これはポイントとして大きい。
持ち歩くには断然ひょうたん形ですが、安定&安心度は角、ですね。
購入したのはネット販売、K里楽器のサイトです。割引率が一番良かったのが決めてかな。
◆4月14日《タケノコ》
春です。筍の季節です。
この時期になると近所のスーパーでも地物のタケノコが出回るようになり、毎年楽しみにしています。
今年も小振りなものをゆがいて、さっそく味わいました。
写真は若竹煮です。今年は甘くなってしまいました。ちょい残念。
これ以外にも、タケノコご飯、タケノコのステーキ、ベビーホタテと菜の花を入れたパスタをこの2日で作りました。
季節を味わう、最も楽しみの一つです。
◆4月13日《権現堂》
一夜明けて快晴!
今年は花見をまだしていなかったので、お弁当を作り、ごまちゃんを連れて権現堂に行ってきました。昨夜の風で花びらが散ってしまったところもあるけど、なんとか持ってくれてました。菜の花畑の黄色も鮮やか。桜を見て気持ちが和む、日本人だなぁとつくづく思います。
手製のお弁当!おにぎり以外は僕が作りました。
◆4月12日《雨宿り》
一日雨降り。昼食の用意をしていた時ふと窓の外を見たらツバメが2羽、ベランダで雨宿りをしていた。写真を撮っても逃げない。よっぽど疲れてたのかも。
◆4月11日《マーラー9番》
4月になり定期公演も復活、名誉指揮者ブロムシュテットの登場です。今回はドイツ・オーストリア作品のオンパレード。マーラーの9番にベートーヴェン3番、ブルックナーの5番。先日のパルシファルから今月末にあるオーチャード定期のワーグナーまで、オケ弾きにとってはたまらない曲が続きます。逆に譜読みは大変ですが。
マーラーの9番というと今まで「死」というイメージが強かった。最後がersterbend《死に絶えるように》なんて書いてあるし、心臓の鼓動がだんだんゆっくり止まるかのような終末も死にはピッタリ。実際マーラーはこの交響曲を完成した(49歳)のち、10番を書き出して完成できずに50歳で世を去っている。
だが、今回久しぶりに弾いてみてちょっとイメージが変わった。それは恐怖ではなく《死》に対する愛情、みたいなものかな。D-Durという人間的な調性で始まって、半音低いDes-Durで終わる。その半音に人間の最後の瞬間に安心して身を任せようとしているように思うのだ。
「もう死んでもいい〜!」
ってくらい達観してしまったんだろうなぁ。そこにはまさかDeathにかけたとは思わないが。
これはブロムシュテットが説明したわけではなく、あくまで個人的感想です。
同じ曲を何度弾いても何度聞いても印象が変わる、まさにクラシック音楽の醍醐味です。また次回弾いたときはどんなイメージが湧くのだろう、楽しみだ。
4月9日、10日
ブロムシュテット指揮
マーラー:交響曲第9番(NHKホール)
◆4月5日《毒蝮さん》
いつもお世話になっている眼鏡やさん、メガネのヨコタでラジオの生放送をやるというので賑わしに行ってきました。
番組はTBSラジオ「大沢悠里ゆうゆうワイド」で、毒蝮三太夫さんが街に飛びだして中継する「ミュージックプレゼント」っていうコーナーに中継場所として選ばれたのがメガネのヨコタ。ちょうど今日はオフ日だったし、最近視力が落ちてきた気がしたので検眼を兼ねてね。
10時前にお店に到着、一番乗り。すでにスタッフさんが中継の準備中。店内の椅子やテーブルを取っ払ってスペースを確保。皆さん立って話をする方がテンションが上がってよいのだとか、なるほど。
一応の段取りを聞いて拍手の練習とかをしてたら10時半、おもむろにスタート。
毒蝮さんのたたみかけるトークはさすがプロ!と思わせられ、あっという間に時間が過ぎ、予定の20分が経ってしまいました。ちなみに私の出番はゼロ。残念。後ろで手を叩いてました。
放送は終わっても毒蝮さんは、一人一人にサインを丁寧にして下さり、一緒に写真まで撮って戴きました。 午前中なのにもうすでにグッタリするくらいのパワー、 73歳だって、嵐隊員。お元気です。
すべて終わってから近くの大栄橋を徒歩で歩く。JR大宮工場の上に架かっている橋なのでなかなか興味深いものが近くで見られます。写真は入れ替え専用のDE11、つぶらな瞳が可愛らしい。奥にはD51もいたけど遠くて写真は撮れませんでした。