過去のBlog 2008年9月

◆9月19日《2009シーズン開幕》
北海道ツアーから戻り、気がついたら9月も半ば過ぎ。蝉も鳴かなくなり、稲刈りも始まりました。秋ですね。
C定期は作曲家エトヴェシュが自作のヴァイオリン協奏曲の他、バッハ=ウェーベルンのリチェルカータとバルトークのオケ・コンを振りました。ヴァイオリン協奏曲はオケのヴァイオリンは6人だけなので降り番でした。エトヴェシュさん、バッハにすごく思い入れがあるのか難曲のバルトークはあっさりに対して、かなりの時間を割いてリハーサル。でも、振っている表情から音楽を心から味わっているんだろうなぁと感じました。本番はペースが狂って個人的に反省。 新シーズンの開幕 、これから12月まで芸術の秋でいろいろ演奏会が続きます。
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写真はごまちゃんがトイレットペーパーをまき散らして気が済んだところです。仕事から帰ってごまちゃんを見ると癒されます。



◆9月6日《帯広 豚丼》
帯広名物「豚丼」。
炭火で焼いた 肉は柔らかくて香ばしい。嬉しくなるような厚みもたまりません。
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十勝豚丼 いっぴん本店
北海道帯広市西21条南3丁目5番地



◆9月6日《幾寅駅》
今日は旭川から帯広への移動と演奏会、レンタカーで美瑛、富良野を通過し狩勝峠を越えるルートです。富良野までは富良野線が寄り添うように走り、そこから先は根室本線と並走です。
途中、根室本線の幾寅駅に寄り道しました。幾寅駅と言われてもわからないけど、幌舞駅なら解る人も多いと思います。映画「鉄道員」に出てくる架空の駅が幌舞駅で、幾寅駅とその周辺を実際に使ってロケをしたそうです。ロケが終わっても駅の周りにはセットがそのまま残されており、駅名もそのまま。本当の駅名がわからないくらい、幌舞が全面に出てるところが面白いというか、おおらかというか・・・。

無人駅ですが、映画「鉄道員」の音楽が絶えず流れて駅舎の中には使われた衣装やセット、役者さん達のサインなどが飾られています。
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◆9月4日《倶知安の美味しいお店》
N響北海道演奏旅行で今月はスタート、札幌、函館、旭川、帯広、釧路と5ヶ所で演奏会です。指揮はH.ドレヴァンツ、ピシッとした姿勢は 今年79歳とは思えない。
さて今日は函館から旭川へ鉄道で移動。普通なら札幌で特急を2本乗継いで旭川へ入るのが定石ですが、ちょっと乗り鉄の血が騒ぎました。函館本線を乗ってみたくなり、長万部までスーパー北斗、長万部から小樽までは各駅停車、小樽から快速で札幌、札幌から特急で旭川というルートを選択。
函館駅11時発の特急で長万部で乗り換えた函館本線小樽行き1両のワンマンカーは、予想に反して満員、ニセコ、倶知安とドッと降りるのではという予想も見事に外れ、倶知安到着ではさらに乗客が増える結果に。息苦しさを感じ、乗務員交替の停車時間に倶知安駅でホームに降りてみました。ホームの時刻表を確認するとこの列車は約20分停車、この後約1時間後に別の小樽行きがある事がわかり、躊躇せず荷物を持って途中下車しました。時刻は2時。遅めの昼食をとるには丁度いい。
駅から歩くこと2分、こ洒落たカフェのランチメニューに引っ掛かり入ってみたところ大当たり!写真はメインのチキンステーキガーリックソースです。この前にサラダとオニオンスープ、そして赤米入りご飯とお新香、食後のドリンクもついて1000円、安い。細かい手間をかけたサラダ、じっくり煮込んだオニオンスープ、チキンステーキは焦がしたニンニクが香ばしく、付け合わせのパプリカ、ニンジン、ベビーコーンなど野菜の味がしっかりしてるし、仕上げのコーヒーはその都度豆から挽いてくれる手間のかけよう。ウチの近所にあったら毎日通ってしまいそうな、気持ちのいいお店でした。旬彩って名前だったかな。本当に美味しかったです。
ゆったり昼食を楽しんで駅に戻り、1時間後に発車する小樽から折り返しの2両編成はガラガラ。ゆったり車窓を楽しみながら小樽で乗り換え、網走行き特急で旭川に着いたのは1905分、流石に疲れました。
けど、時間に追われずに好きなように過ごせたこの日はとても楽しいものでした。
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