2014年8月blog

◆8月29日《堤さんとのドヴォルザーク》
夏休み明けのN響は、関西4ヶ所で演奏会でした。
堤剛さん、日本を代表するソリストですが、ドヴォルザークの協奏曲を伴奏するのは今回が初めてでした。(数年前に定期演奏会でソロをされたときは僕は降り番でした。)
一音一音を大事に演奏される様を間近で見ながら、彼の生きざまを魅せて頂いた、そんな気がしました。どの音をとっても彼の思いが詰まった音でした。夏休み明けから、強烈なメッセージを貰いました。

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 (堤剛,Vc)
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調
パスカル・ロフェ指揮NHK交響楽団
8月24日 橿原文化会館
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DSC_0619(本番前に食べたお好み焼き)

8月25日 京都コンサートホール
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DSC_0003(下鴨神社を参拝)

8月27日 神戸文化ホール
DSC_0629(ホールの写真がないので三宮駅の電車)

8月28日 びわ湖ホール
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◆8月14日《第10回しずくいし夏の音楽祭》
今年もしずくいし夏の音楽祭が終わった。終わってから完全に呆けてる。今年は連日の雨続きで、楽しみにしていた満天の星空は一度も拝めず終いだったが、例年に比べると比較的涼しく、近づいていた台風の影響もさほどなく無事に終えることができた。10日の本番直前に緊急地震速報が携帯から流れてきたのにはビックリしたが、雫石は震度2ですんだ。
毎年思うことだが、

「こんなハードなプログラムをなぜ組んだんだろう?」

今年も同じように思った。だけど今年は10回目の節目の年だし、ちょっと無理をしてみようと敢えて「ラズモフスキー全3曲」に挑戦してみた。その為、いつもより早めから準備してきたつもりだったが、満足のゆく出来にはなかなか辿り着かないものだ。
良かったといえば、やはりまとめて「ラズモフスキー」を弾けたこと、難解だと思っていた第2番がとても身近に感じられたこと、瞬間瞬間にとてつもないエネルギーと「ベートーヴェンの思い」のようなものを感じることができたこと、かな。
逆に反省点は、リハーサルではできていることを本番で如何にコントロールするか、緊張するとすぐ身体に力が入ってしまう。「心技体」が一つにならないとベートーヴェンは脆く、あっという間に崩れていってしまう、ようだ。
ミュージックキャンプも1年遅れで始まって、今年で9回目。小学生で参加していた生徒さんが今では大学生になっているのを見ると、彼らは着々と成長し、立派になっていく。そのスピードは恐ろしく速い。こっちはほとんど進歩してないというのに…。

9年の月日はあっという間だったが、それでもいろいろなことがあった。でも、夏にここに来れば何とかなる、頑張れそうな気がする場所として、毎年変わらず迎えてくれた。感謝の気持ちでいっぱいだ。
来年はどうするか具体的には考えていないが、少しでも恩返しができる企画にしたい。