過去のBlog 2010年5月
◆5月28日 《シューベルト八重奏曲》
27日はミューゼシード in ムジカーザに出演しました。ミューゼシードとは若手音楽家の団体ですが、自由に演奏会のプランを出し、自由に演奏できる場と言った方がいいかも知れません。
ここに出演するのは約6年ぶりになります。前回はモーツァルトのディヴェルティメントK.334&K.251をやり、今回も似たようなプログラム、
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番
モーツァルト:セレナーデ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
シューベルト:八重奏曲
の3曲でした。
前半の2曲は何度もやったことがある曲、シューベルトはセカンドは一度弾いたことがあるけど、ファーストVn.は初めて。約1時間の大曲をどう消化するか、手探りの状態から取り組みました。
で、本番はというと…
弾いててとても楽しかった!
時間が過ぎていくのが惜しいと思いながら弾いてました。(聴いてる人はどう思われたか知りませんが…)
シューベルトはとかく長い曲が多い。Grosse Symphonieなんか、めくってもめくっても終わらないのにウンザリする事もあるのですが、たまにその長さに麻痺してしまうのかトランス状態に入るのか、延々と続けばいいのにと思う事があります。
今回も少しその気分になったのかも知れません。
このような気分にさせてくれた演奏家仲間たちに感謝です。
◆5月25日 《おもちゃが!》
ゴマちゃん愛用の音が出るボールが、戸棚の隙間に転がり込んでしまいました。ダックスの短い足ではどうすることも出来ず、ただただ鳴いて訴えるのみです。
こんなんでもかわいいと思ってしまう、
これも親バカというんでしょうか。
◆5月23日 《彩カルテット第8回演奏会》
この日は彩弦楽四重奏団の第8回演奏会でした。
埼玉で自主活動をしているので、毎回会場選びに苦労します。100人程度の会場を探しているのですが、土日はすぐ埋まってしまうし、多目的のホールだったりと音響もなかなか満足できるところは少ないです。
今回は初めて岩槻駅前にあるワッツコミセンのミニホールを利用しました。100人ぴったりの会場です。
小さいステージがあり、床も木で出来ていて音響はなかなか良かったです。というか弾きやすかったです。
曲はベートーヴェンの第6番にハイドンの「ひばり」、それにウィンナ・ワルツ「春の声」やポルカ「飛んで」など小品と、今までとちょっと趣向を変えてみました。
たまにはこういったプログラムも楽しいです。他のワルツも楽譜を集めてみようかな。
◆5月12日 《オクテット分奏》
27日に代々木上原のムジカーザでやるシューベルトのオクテット、今日は弦分奏の日。風邪が流行っているようで、チェロの中村潤ちゃんがダウンしお休み、4人で合わせをしました。
この作品、長いだけに意味不明な場所も沢山あり、難解だなぁと思っていたのですが、
お互いのイメージを膨らませ、一つ一つ場面を想像しながら物語を繋げてゆき、それが上手く繋がった時、今まで見えなかった大きな物語がおぼろげながら浮き上がって、
「お〜、そういうことだったのか!!」
と、嬉しくなります。そういう時はいつも
「なんて素晴らしい作品なんだろう」
と心から思えます。
今日も沢山の収穫がありました。これを後はいかに消化して演奏するか…。
いずれにせよ楽しい演奏会にしたいです。
◆5月11日 《癒し犬》
出番が続いていて疲れてきました。
そんな時はごまちゃんが癒してくれます。
昼寝をしていたら上に乗っかってきて、そのまま一緒に昼寝。
このふわふわの長い毛、気持ちいいです。
◆5月4日 《ブラームスの1番 2010》
昨日、今日とメルクル指揮でブラームスの交響曲第1番を演奏しました。(昨日はサントリー、今日は軽井沢の大賀ホールです。)
昨日は終わってから高校生になったお弟子さんから「ブラームスを聞けて楽しかった」という内容のメールを貰い、自分もこの交響曲を始めて聴いたのは高1だったなぁと改めて思い出したりして、
「頑張れ、高校生」なんて思ったりもしましたが…。
今日、弾きながら感じたこと。
「この交響曲op.68にはクララのクの字も出てこないなぁ。」
まぁ、先日、ソナタの1番op.78を弾いた時はクララクララクララクララクララクララクララ…って感じ
でしたが、これは真っ向勝負。
作品番号で言えば10しか違わないのに。
そしてもう一つ、メロディらしいメロディはほとんどない。
もちろん、第2楽章は美しいし、第4楽章は言うに及ばずですが、それ以外は…。
半音階、普通の音階、分散音階、 だけ?
それなのに、感動してしまう。
家に帰ってから、CDを聞き直してブラームスの偉大さを実感しています。
写真は軽井沢の桜です。
27日はミューゼシード in ムジカーザに出演しました。ミューゼシードとは若手音楽家の団体ですが、自由に演奏会のプランを出し、自由に演奏できる場と言った方がいいかも知れません。
ここに出演するのは約6年ぶりになります。前回はモーツァルトのディヴェルティメントK.334&K.251をやり、今回も似たようなプログラム、
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番
モーツァルト:セレナーデ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
シューベルト:八重奏曲
の3曲でした。
前半の2曲は何度もやったことがある曲、シューベルトはセカンドは一度弾いたことがあるけど、ファーストVn.は初めて。約1時間の大曲をどう消化するか、手探りの状態から取り組みました。
で、本番はというと…
弾いててとても楽しかった!
時間が過ぎていくのが惜しいと思いながら弾いてました。(聴いてる人はどう思われたか知りませんが…)
シューベルトはとかく長い曲が多い。Grosse Symphonieなんか、めくってもめくっても終わらないのにウンザリする事もあるのですが、たまにその長さに麻痺してしまうのかトランス状態に入るのか、延々と続けばいいのにと思う事があります。
今回も少しその気分になったのかも知れません。
このような気分にさせてくれた演奏家仲間たちに感謝です。
◆5月25日 《おもちゃが!》
ゴマちゃん愛用の音が出るボールが、戸棚の隙間に転がり込んでしまいました。ダックスの短い足ではどうすることも出来ず、ただただ鳴いて訴えるのみです。
こんなんでもかわいいと思ってしまう、
これも親バカというんでしょうか。
◆5月23日 《彩カルテット第8回演奏会》
この日は彩弦楽四重奏団の第8回演奏会でした。
埼玉で自主活動をしているので、毎回会場選びに苦労します。100人程度の会場を探しているのですが、土日はすぐ埋まってしまうし、多目的のホールだったりと音響もなかなか満足できるところは少ないです。
今回は初めて岩槻駅前にあるワッツコミセンのミニホールを利用しました。100人ぴったりの会場です。
小さいステージがあり、床も木で出来ていて音響はなかなか良かったです。というか弾きやすかったです。
曲はベートーヴェンの第6番にハイドンの「ひばり」、それにウィンナ・ワルツ「春の声」やポルカ「飛んで」など小品と、今までとちょっと趣向を変えてみました。
たまにはこういったプログラムも楽しいです。他のワルツも楽譜を集めてみようかな。
◆5月12日 《オクテット分奏》
27日に代々木上原のムジカーザでやるシューベルトのオクテット、今日は弦分奏の日。風邪が流行っているようで、チェロの中村潤ちゃんがダウンしお休み、4人で合わせをしました。
この作品、長いだけに意味不明な場所も沢山あり、難解だなぁと思っていたのですが、
お互いのイメージを膨らませ、一つ一つ場面を想像しながら物語を繋げてゆき、それが上手く繋がった時、今まで見えなかった大きな物語がおぼろげながら浮き上がって、
「お〜、そういうことだったのか!!」
と、嬉しくなります。そういう時はいつも
「なんて素晴らしい作品なんだろう」
と心から思えます。
今日も沢山の収穫がありました。これを後はいかに消化して演奏するか…。
いずれにせよ楽しい演奏会にしたいです。
◆5月11日 《癒し犬》
出番が続いていて疲れてきました。
そんな時はごまちゃんが癒してくれます。
昼寝をしていたら上に乗っかってきて、そのまま一緒に昼寝。
このふわふわの長い毛、気持ちいいです。
◆5月4日 《ブラームスの1番 2010》
昨日、今日とメルクル指揮でブラームスの交響曲第1番を演奏しました。(昨日はサントリー、今日は軽井沢の大賀ホールです。)
昨日は終わってから高校生になったお弟子さんから「ブラームスを聞けて楽しかった」という内容のメールを貰い、自分もこの交響曲を始めて聴いたのは高1だったなぁと改めて思い出したりして、
「頑張れ、高校生」なんて思ったりもしましたが…。
今日、弾きながら感じたこと。
「この交響曲op.68にはクララのクの字も出てこないなぁ。」
まぁ、先日、ソナタの1番op.78を弾いた時はクララクララクララクララクララクララクララ…って感じ
でしたが、これは真っ向勝負。
作品番号で言えば10しか違わないのに。
そしてもう一つ、メロディらしいメロディはほとんどない。
もちろん、第2楽章は美しいし、第4楽章は言うに及ばずですが、それ以外は…。
半音階、普通の音階、分散音階、 だけ?
それなのに、感動してしまう。
家に帰ってから、CDを聞き直してブラームスの偉大さを実感しています。
写真は軽井沢の桜です。