2012年5月Blog
◆5月29日 《彩弦楽四重奏団第12回演奏会》
26日の日曜日は、上尾で彩弦楽四重奏団の第12回公演でした。
会場は上尾市文化センターの小ホール。
ここで演奏するのは3回目かな。
古き日本を感じさせる雰囲気、音響ですが、デッドな残響を改善すべく、ある中から工夫し、サイドに屏風を立ててもらいました。
またここのスタッフさんがとても親切&協力的でとても気持ちよく演奏できました。
ハイドンの1番は「狩り」という副題がついていますが、モーツァルトのハイドン・セットにある「狩り」と同じ調性、6/8拍子だけでなく、K.458Es-Durの断片が出てきたりと、モーツァルトはハイドンの弦楽四重奏曲を参考にしたのは間違いないです。
彩弦楽四重奏団 第12回公演
日時/2012年5月26日(土) 14:00開演
会場/上尾市文化センター 小ホール
ハイドン:弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調 op.1-1「狩り」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 op.135
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調 D.804「ロザムンデ」
彩弦楽四重奏団(中島ゆみ子,林智之,Vn. 臼木麻弥,Va. 田澤俊一,Vc.)
◆5月21日 《譜読み譜読み…》
今月は譜読みに追われてます。
こんなに次々と新しい曲が続くのも珍しい。
先週の武満、バーンスタイン:交響曲第1番「エレミア」に始まり、
今週は細川俊夫の2作品。
来週はドビュッシー :バレエ音楽「カンマ」、サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲
ドビュッシー (C.マシューズ編:前奏曲集 第1巻から「パックの踊り」「ミンストレル」第2巻から「水の精」「花火」[日本初演]
ドビュッシー(アンセルメ編):古代のエピグラフ…
どれも初めて。ラヴェル:ラ・ヴァルスも1st.Vn.は記憶にない…。さらい直し。
それに加えて、室内楽の演奏会が2つ。
特に来月5日にムジカーザでやる出し物は、これまたどれも初めて。
モーツァルト:弦楽四重奏曲第8番 ヘ長調 K.168
モーツァルト(編曲者不明):大協奏的六重奏曲 変ホ長調 K.364
ベートーヴェン(編曲者不明):弦楽五重奏曲 イ長調 op.47「クロイツェル」
今日、第1回目の合わせでした。
ピアノパートを5人に振り分けたのも偉いけど、普段それを一人で弾いているピアニストはもっと凄い!
とリハーサル中に話が出たほど、音数が多いし、大変。
でも、形は変われど、モーツァルトもベートーヴェンも素晴らしいです。
それが終わったらブラームスのセレナード第1番。
これも楽しみ。
毎朝、いつものように布団に入ってくるウララ。
◆5月15日 《サラダサラダ…》
産直野菜を扱っているグッド038。
ちょっとのぞいてみたら、葉物野菜が大量に。
クレソン
ロロロッサ サニーレタス
ハンサムグリーン
だそうです。
全部で500円もしません。
しばらくはサラダを堪能します。
◆5月14日 《みにくい金魚の子》
今年産卵した金魚の稚魚、30数匹いた中から、無事に育ったのはたった1匹。
まだ赤くありません。
今はネオンテトラと混泳してます。
いつ赤くなるのだろうか…
◆5月12日 《485系》
485系、やっぱりこの色でしょ。
屋根の上のヘッドライトに、乗務員用の扉のみ。
く〜、しびれる〜。
大宮駅にて。
◆5月8日 《ゴールデンでない休日》
ゴールデンウィークが終わって、やっと休みになりました。
昨日は楽器を持たず、グータラな一日。夕方犬の散歩に行き、夜は近所の温泉に浸かりに行ってきました。
温泉に浸かるとその日の疲れ具合がわかります。昨日はお湯からでたくないと思ったので、そうとう疲れが溜まっていたようです。たっぷり1時間、ぬるめのお湯で癒され、やっと呼吸ができるようになった気がしました。まぶたの上もスッキリした感じ。
しずくいし夏の音楽祭Blogを作りました。
今までiWebで作ったものを新たにまとめただけですが、そうだったなぁ、こんなこともあったなぁ、なんて思いながら作業しました。
◆5月6日 《盛岡でランチ、そして本番》
昨夜のサロンコンサートでお世話になった、紅茶の店「しゅん」。
ゆったり時間が流れる空間が好きで、盛岡に来たら必ずと言っていいほど立ち寄ります。
また、ここのわがままカレーが美味しいので、ランチを食べに来ました。
水を使わず、野菜からでる水分のみで作るわがままカレー。
カレー以外にも、ピクルス、チーズのオーブン焼き⇧、ラッシー、紅茶がついて1050円。お得感あります。
これで仕事がなければほんとにのんびりお茶を楽しみたいのですが、夕方5時からN響盛岡公演。
3時ごろにはホールに入らないと…。
グリーク:「ペールギュント」第1組曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲(独奏=清水和音)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
沼尻竜典指揮N響
2012年5月4日 軽井沢 大賀ホール
2012年5月6日 盛岡 岩手県民会館大ホール
◆5月5日 《山田町中央公民館》
5月4日のN響軽井沢公演後、新幹線で盛岡に入り、5月5日こどもの日に、震災復興支援で岩手県の山田町に行ってきました。
途中、津波被害にあった地区を通りました。すでに取り壊されているのでそこに建物があったことは最初はわからなかったのですが、確かに以前は有ったことが残された家の土台でわかります。
また、今にも倒れそうな建物や、歪んだ防潮堤の鉄の扉など、津波の威力は凄まじい。恐ろしくなりました。
演奏会は午後2時から約1時間のプログラムで、モーツァルトG-Durで始まり、宮沢賢治、日本民謡、歌謡曲など10曲程をお話を交えながら演奏しました。
最初はかなり緊張してたみたいでト長調をト短調と言い間違えたりしたのですが、お客さんの反応がとても良くて逆に盛り上げてもらい、最後はお互い手を振りながら無事終えることができました。
盛岡へ戻る国道に沿うように流れる川に、たくさんの鯉のぼりが流してありました。
それにしても最近、鯉のぼりをあまり見なくなったなぁ。
他にも立派な鯉のぼりが立てている家が沢山あり、その泳ぐ姿に力強さを感じました。
山田町まで盛岡市内から車で5時間の往復、夕方6時に戻って来て、普通ならそのまま飲みに…という感じですが、この日はもう1公演、去年の11月にも演奏した紅茶の店「しゅん」でサロンコンサート。
もともとサロンコンサートの話が決まっていたところに山田町に行くことになり、このような強行スケジュールになってしまいましたがメンバーも快く引き受けてくれて感謝。
昼間のモーツァルトの他にもシューマンの「暁の歌」(カルテット版)やJ.シュトラウス「春の声」、そして無駄話も増えて、楽しく2時間、あっという間でした。
「しゅん」は弦楽四重奏を演奏するにはかなり狭いですが、距離が縮まる分、お客さんにとってはメンバーのやり取りが目に見えて面白かったそうです。
終演後、壁にサインをしてきました。Duo Twinsのサインが左側にあります。
◆今年のしずくいし夏の音楽祭
今年のしずくいし夏の音楽祭のチラシが出来上がりました。
プログラムも決まったので、公式サイトにアップ完了。
今年も結構ハードなプロになってしまった…。
◆5月1日 《オーチャード定期》
今年のゴールデンウィークは4月28日からですが、音楽家は休みが逆に稼ぎ時。
28日からオーチャード定期のリハーサル、そして昨日が本番でした。
指揮のデスピノーザはまだ30代半ばの若きマエストロ。指揮者になる前はヴァイオリニストで、25歳であのドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターになり、30歳で辞めて指揮者に転身したそうです。
イタリア人ですが、ドイツ語・英語はもちろん、フランス語も堪能、リハーサル時の挨拶は日本語でした。
そんなデスピノーザが選んだプログラムはイタリアにちなんだもの。
そして名曲「メンコン」は韓国出身のパク・ヘユンが斬新な演奏を聴かせてくれました。
彼女、テツラフに師事しているそうで、彼の最新盤メンデルスゾーンの協奏曲と解釈が似ているところもあり、興味深かったです。
4月30日 N響オーチャード定期
メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64(パク・ヘユン独奏)
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ガエタノ・デスピノーザ,Cond.N響
26日の日曜日は、上尾で彩弦楽四重奏団の第12回公演でした。
会場は上尾市文化センターの小ホール。
ここで演奏するのは3回目かな。
古き日本を感じさせる雰囲気、音響ですが、デッドな残響を改善すべく、ある中から工夫し、サイドに屏風を立ててもらいました。
またここのスタッフさんがとても親切&協力的でとても気持ちよく演奏できました。
ハイドンの1番は「狩り」という副題がついていますが、モーツァルトのハイドン・セットにある「狩り」と同じ調性、6/8拍子だけでなく、K.458Es-Durの断片が出てきたりと、モーツァルトはハイドンの弦楽四重奏曲を参考にしたのは間違いないです。
彩弦楽四重奏団 第12回公演
日時/2012年5月26日(土) 14:00開演
会場/上尾市文化センター 小ホール
ハイドン:弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調 op.1-1「狩り」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 op.135
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調 D.804「ロザムンデ」
彩弦楽四重奏団(中島ゆみ子,林智之,Vn. 臼木麻弥,Va. 田澤俊一,Vc.)
◆5月21日 《譜読み譜読み…》
今月は譜読みに追われてます。
こんなに次々と新しい曲が続くのも珍しい。
先週の武満、バーンスタイン:交響曲第1番「エレミア」に始まり、
今週は細川俊夫の2作品。
来週はドビュッシー :バレエ音楽「カンマ」、サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲
ドビュッシー (C.マシューズ編:前奏曲集 第1巻から「パックの踊り」「ミンストレル」第2巻から「水の精」「花火」[日本初演]
ドビュッシー(アンセルメ編):古代のエピグラフ…
どれも初めて。ラヴェル:ラ・ヴァルスも1st.Vn.は記憶にない…。さらい直し。
それに加えて、室内楽の演奏会が2つ。
特に来月5日にムジカーザでやる出し物は、これまたどれも初めて。
モーツァルト:弦楽四重奏曲第8番 ヘ長調 K.168
モーツァルト(編曲者不明):大協奏的六重奏曲 変ホ長調 K.364
ベートーヴェン(編曲者不明):弦楽五重奏曲 イ長調 op.47「クロイツェル」
今日、第1回目の合わせでした。
ピアノパートを5人に振り分けたのも偉いけど、普段それを一人で弾いているピアニストはもっと凄い!
とリハーサル中に話が出たほど、音数が多いし、大変。
でも、形は変われど、モーツァルトもベートーヴェンも素晴らしいです。
それが終わったらブラームスのセレナード第1番。
これも楽しみ。
毎朝、いつものように布団に入ってくるウララ。
◆5月15日 《サラダサラダ…》
産直野菜を扱っているグッド038。
ちょっとのぞいてみたら、葉物野菜が大量に。
クレソン
ロロロッサ サニーレタス
ハンサムグリーン
だそうです。
全部で500円もしません。
しばらくはサラダを堪能します。
◆5月14日 《みにくい金魚の子》
今年産卵した金魚の稚魚、30数匹いた中から、無事に育ったのはたった1匹。
まだ赤くありません。
今はネオンテトラと混泳してます。
いつ赤くなるのだろうか…
◆5月12日 《485系》
485系、やっぱりこの色でしょ。
屋根の上のヘッドライトに、乗務員用の扉のみ。
く〜、しびれる〜。
大宮駅にて。
◆5月8日 《ゴールデンでない休日》
ゴールデンウィークが終わって、やっと休みになりました。
昨日は楽器を持たず、グータラな一日。夕方犬の散歩に行き、夜は近所の温泉に浸かりに行ってきました。
温泉に浸かるとその日の疲れ具合がわかります。昨日はお湯からでたくないと思ったので、そうとう疲れが溜まっていたようです。たっぷり1時間、ぬるめのお湯で癒され、やっと呼吸ができるようになった気がしました。まぶたの上もスッキリした感じ。
しずくいし夏の音楽祭Blogを作りました。
今までiWebで作ったものを新たにまとめただけですが、そうだったなぁ、こんなこともあったなぁ、なんて思いながら作業しました。
◆5月6日 《盛岡でランチ、そして本番》
昨夜のサロンコンサートでお世話になった、紅茶の店「しゅん」。
ゆったり時間が流れる空間が好きで、盛岡に来たら必ずと言っていいほど立ち寄ります。
また、ここのわがままカレーが美味しいので、ランチを食べに来ました。
水を使わず、野菜からでる水分のみで作るわがままカレー。
カレー以外にも、ピクルス、チーズのオーブン焼き⇧、ラッシー、紅茶がついて1050円。お得感あります。
これで仕事がなければほんとにのんびりお茶を楽しみたいのですが、夕方5時からN響盛岡公演。
3時ごろにはホールに入らないと…。
グリーク:「ペールギュント」第1組曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲(独奏=清水和音)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
沼尻竜典指揮N響
2012年5月4日 軽井沢 大賀ホール
2012年5月6日 盛岡 岩手県民会館大ホール
◆5月5日 《山田町中央公民館》
5月4日のN響軽井沢公演後、新幹線で盛岡に入り、5月5日こどもの日に、震災復興支援で岩手県の山田町に行ってきました。
途中、津波被害にあった地区を通りました。すでに取り壊されているのでそこに建物があったことは最初はわからなかったのですが、確かに以前は有ったことが残された家の土台でわかります。
また、今にも倒れそうな建物や、歪んだ防潮堤の鉄の扉など、津波の威力は凄まじい。恐ろしくなりました。
演奏会は午後2時から約1時間のプログラムで、モーツァルトG-Durで始まり、宮沢賢治、日本民謡、歌謡曲など10曲程をお話を交えながら演奏しました。
最初はかなり緊張してたみたいでト長調をト短調と言い間違えたりしたのですが、お客さんの反応がとても良くて逆に盛り上げてもらい、最後はお互い手を振りながら無事終えることができました。
盛岡へ戻る国道に沿うように流れる川に、たくさんの鯉のぼりが流してありました。
それにしても最近、鯉のぼりをあまり見なくなったなぁ。
他にも立派な鯉のぼりが立てている家が沢山あり、その泳ぐ姿に力強さを感じました。
山田町まで盛岡市内から車で5時間の往復、夕方6時に戻って来て、普通ならそのまま飲みに…という感じですが、この日はもう1公演、去年の11月にも演奏した紅茶の店「しゅん」でサロンコンサート。
もともとサロンコンサートの話が決まっていたところに山田町に行くことになり、このような強行スケジュールになってしまいましたがメンバーも快く引き受けてくれて感謝。
昼間のモーツァルトの他にもシューマンの「暁の歌」(カルテット版)やJ.シュトラウス「春の声」、そして無駄話も増えて、楽しく2時間、あっという間でした。
「しゅん」は弦楽四重奏を演奏するにはかなり狭いですが、距離が縮まる分、お客さんにとってはメンバーのやり取りが目に見えて面白かったそうです。
終演後、壁にサインをしてきました。Duo Twinsのサインが左側にあります。
◆今年のしずくいし夏の音楽祭
今年のしずくいし夏の音楽祭のチラシが出来上がりました。
プログラムも決まったので、公式サイトにアップ完了。
今年も結構ハードなプロになってしまった…。
◆5月1日 《オーチャード定期》
今年のゴールデンウィークは4月28日からですが、音楽家は休みが逆に稼ぎ時。
28日からオーチャード定期のリハーサル、そして昨日が本番でした。
指揮のデスピノーザはまだ30代半ばの若きマエストロ。指揮者になる前はヴァイオリニストで、25歳であのドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターになり、30歳で辞めて指揮者に転身したそうです。
イタリア人ですが、ドイツ語・英語はもちろん、フランス語も堪能、リハーサル時の挨拶は日本語でした。
そんなデスピノーザが選んだプログラムはイタリアにちなんだもの。
そして名曲「メンコン」は韓国出身のパク・ヘユンが斬新な演奏を聴かせてくれました。
彼女、テツラフに師事しているそうで、彼の最新盤メンデルスゾーンの協奏曲と解釈が似ているところもあり、興味深かったです。
4月30日 N響オーチャード定期
メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64(パク・ヘユン独奏)
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ガエタノ・デスピノーザ,Cond.N響