過去のBlog 2008年1月

◆1月27日《0系&100系新幹線@岡山駅》
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N響岡山公演、名誉指揮者ブロムシュテット指揮でシューベルトのGrossesymphonieと、素晴らしい声のゲルハーヘルの独唱でマーラーの「さすらう若人の歌」の演奏会を終えて、岡山駅へ。ちょうど前後して下りと上りそれぞれにこだまが発着する時間帯、ここは勝負どころと 入場券を買って新幹線ホームへ向かう。まず博多方面のこだまを待っていると、狙い通り0系新幹線が6両でやってきた。いわゆる昔からある新幹線はもう東海道ではお目にかかれず、山陽新幹線のこだまのみ、塗装を塗り替えられているがその雄姿を見ることが出来る。しかし、それも今年中にリタイアするということでもう一度写真に収めておきたかったのだ。一発目で写真が撮れたのでこれはラッキー、あわよくば新大阪行きのこだまも0系だったらいいな、と思いながら上りホームに向かったが残念ながらこちらは100系だった。100系は多少目つきが鋭くなったとは言え、先代0系の面影を十分残している。もちろんこちらもパチリ。昔はグランドひかりとかいって、2階建て食堂車や個室グリーン車なんてあったなあ。 この100系もだんだん数が少なくなってリタイア間近。
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最近の新幹線は 東海、西日本と それぞれ作るもんだから次々と新しいメンバーが増えて、よく解らない。もう少し勉強したほうがいいかな?



◆1月24日《20年ぶりのモツレク》
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今日はさいたま芸術劇場で合唱団コダーイと浦和合唱団のジョイント・コンサートで、後半のプログラムがモーツァルト:レクイエム、そのオケのお手伝いをしました。実は生涯で初めてのお仕事がこの合唱団コダーイとのモーツァルト:レクイエムで、今から20年ほど前、まだ高校生のときでした。当初やるはずだったヴァイオリンのメンバーが都合が悪くなり、一週間前に急に頼まれたのがきっかけでした。なにしろモツレクを聴くのも初めて、オケを弾くのも初めてで、一週間必死にさらって本番を迎えたのを覚えています。今回弾きながら、

「昔、ここは音程全然とれなかったなぁ」
「譜読み、大変だったとこだ」
なんて、いろんなことを思い出しました。
もちろん、合唱団のメンバーにも見覚えのある方が数名いらっしゃって、20年の歳月というんでしょうかσ(^_^Winking、お互いその年月分の風格が増していました。
写真は打ち上げの様子、合唱団の打ち上げは即席でアカペラが出来てしまうのが良いですね。楽器を出さずにさっと歌える、すぐハモる。賑やかで楽しい打ち上げでした。
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◆1月14日《リベラ!新春コンサート》
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今日は約1年半ぶりのアリイガーデンホールでLibera! Chamber Music Seriesの演奏会でした。今回は初の和楽器「お琴」です。 在学中はまったく交流がなかったのですが お琴の中小路奈都子さんは芸大時代の同級生だそうで、こうして一緒に演奏するのもなにかのご縁でしょう。彼女には八橋検校の「みだれ」を独奏してもらい、ヴァイオリンとは宮城道雄の「春の海」、この演奏会のために町田育弥先生に作って頂いたヴァイオリン、ヴィオラとお琴のための「Zui-Zui」を一緒に演奏しました。
中小路さんにはお琴のほかにも、「みだれ」を作曲した八橋検校はバッハが生まれた時に亡くなった、とか、邦楽は緞帳があるのが普通なのでサロンやクラシックの演奏会のようにステージが丸見えだとタイミングがわからないなど、どれも興味深い話をしてくれました。
「みだれ」を聴いていると初めて聴く曲なのに心の奥からふつふつと小さなものが沸いてくるような気がして、やはり日本人なんだなと改めて実感しました。また、お客様も今までのクラシックだけの演奏会と違ってストレートな反応だったのも、これまた心に響きやすかったのだと思いました。
これからもこのような楽しんで演奏できて、楽しんで聴いて頂ける演奏会を続けていきたいと思います。




◆1月2日《明けましておめでとうございます》
新年明けましておめでとうございます。

旧年中は本サイトをご覧下さりありがとうございます。なかなか更新が途絶えがちですが、細々と続けて参りますので今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末は大晦日にベートーヴェン交響曲全曲演奏で年越しを迎え、かなりの興奮状態で午前2時頃帰宅しました。コバケン、最後までフルスロットでした。あの歳で若い若い!参りました。
そして今年の元日は軽井沢の温泉に家族親類で行ってきました。去年は箱根でしたが、軽井沢は近く帰りも渋滞に巻き込まれることなく楽です。写真は白糸の滝に向かう小道です。向こうはすっかり銀世界。こんな綺麗な雪景色を見るのも久しぶりでした。