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2008年08月03日カテゴリ:音楽
◆8月29日《山奥》
とあるアマオケの合宿のトレーナーとして志賀高原に行ってきました。
志賀高原、とっても有名な場所ですね。でも、よく考えたら初めて訪れるところでした。
本番までまだ2ヶ月もあるのに、大曲を止まらずある程度までまとめてしまうのにびっくりしました。アマチュアの技術もずいぶん上がっているのですね。
もう一つビックリしたのが、毎晩開かれる宴会。パワー全開。
山奥ですもんね、夜は呑む以外にすることないし。
こんなこともあろうかとウコン持参は大正解。
連中は日に日にやつれていってましたが、僕は比較的楽に朝を迎えてました。
◆8月10日《雫石3日目演奏会》
今年の音楽祭も最終日を迎えました。今日は午後1時から生徒さんのプレコンサート、2時からメインの演奏会なので、朝9時からスケジュールが詰まってます。
僕は朝から具合が悪く、悪寒がとれませんでした。最初は二日酔いかとも思ったのですが、普通ならとっくに抜けそうなその日夜まで症状が変わらなかったので違ったようです。どうも前夜のコンサート中、クーラーの風がずーっと首筋に当たり続けていたのが原因のようでした。それでもなんとかGPを終え、身体の温まる具だくさんのお味噌汁をいただき、本番を迎えました。
この日は、ハイドンの弦楽四重奏曲第6番と、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第5番、それにモーツァルトのピアノ協奏曲第12番(室内楽版)です。ハイドンは、今年芸大1年生の岡田紗弓さんが第1ヴァイオリンを担当。この講習会に1回目から参加していて、こうして一緒に演奏できるようになると本当に嬉しいです。
メインは、例年同様ピアノ五重奏で締めくくりました。
今年も沢山の方においでいただき、ありがとうございました。
また、我々の食事や、始まる前の準備など、沢山のボランティアの方々がお手伝い下さいました。この場を借りて、お礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
また来年、プログラム、ゲストも考えてちょっとづつ動き出しています。
第5回のしずくいし夏の音楽祭を楽しみにしていて下さい。
第4回音楽祭の様子を写真でアップしてあります。
音楽祭のページからPhotosに入って下さい。
◆8月9日《ゲスト・佐々木真史出演 雫石2日目演奏会》
夏の音楽祭2日目演奏会、この日はゲストの登場です。今年は仙台フィルのヴィオラ首席奏者、佐々木真史くんが来てくれました。彼とは芸大時代の同級生で、一緒にオケや室内楽を沢山やった仲です。彼と一緒に演奏するのは4年ぶり?今回はメンデルスゾーンの弦楽五重奏曲第2番とバッハのシャコンヌ(ヴィオラ四重奏版)を演奏しました。もう一曲は理恵さんの独奏でハイドンのピアノ・ソナタです。
ラ・ラ・ガーデンホールで弦楽五重奏は初めての試み、会場の広さから考えると音量的にもスペース的にもこれが限界でしょう。弾く場所とお客様の距離は30センチちょっとでしょうか。かなりの近距離ですが、この近さもこの音楽祭の面白さの一つです。
メンデルスゾーンは2日目ということもあって、会場の響きにも慣れ、体力もあり、学生時代に戻ったような楽しい演奏になりました。楽章が進むにつれてテンションが上がってゆき、メンデルスゾーンの第4楽章ではいろんなところから「攻め」の音楽が聴こえてくるので、こちらも負けてられないと「攻め」てみたところ、最後の最後で僕だけ大崩壊~! あまりの悔しさに、アンコールでもう一度4楽章を弾かせてもらいました。どんなに盛り上がっても、どこかに冷静さを残しておかなければ行けません。反省。
それでもお客さんから盛大な拍手をいただき、最後には手拍子になりました!感動です。フィンランドのクフモ音楽祭を思い出しました。嬉しかったです。
バッハのシャコンヌはヴァイオリン弾き2人がヴィオラに持ち替えての演奏、こういう実験的プログラムも入れてます。ヴィオラは昔はちょくちょく弾いてましたが、久しぶりに持ちました。ヴィオラを持った途端性格が変わるようで、あまり細かいことを気にせず楽しく演奏しました。
写真はリハーサルの様子です。
◆8月8日《雫石初日演奏会》
とうとう演奏会が始まります。
初日はモーツァルトの3番とハイドンの「ひばり」弦楽四重奏曲2曲と、シューベルトのピアノ・トリオ第1番。
この演奏会はプレイヤーがまずやりたい、または勉強したい曲を挙げてからプログラミングするので、組んでから「どうやって進行しようか?」とみんなで相談。この日はソナタ形式についてお話することにしました。
シューベルトでは理恵さんが「今回トリオを改めて弾いてみて、シューベルトはやっぱり異常だ…」というお話がありましたが、同感。あのまま50歳、60歳まで生きてたらどんな曲が生まれてのでしょう?想像するのが恐ろしい。
◆8月7日《雫石3日目》
雫石での演奏会が始まる前に、宣伝をかねて岩手県民会館のロビーコンサートに出演です。無料のコンサートですが、毎年たくさんの人が聞きにいらしてくれます。
たった30分ほどですが我々にとっては、今年の調子を計る大事な本番。ここで良い汗も悪い汗もかいて、翌日からの演奏会に体調を整えていきます。
このロビーコンサートの後、地元のラジオ番組に西山君と二人で出演、打ち合わせも何もなくチラシだけ見て、要点をぽんぽんとまとめていくアナウンサーのお二人、流石です。とにかく何か声を出していればいいというアドバイス通り、放送事故もなく無事終了。
それから盛岡名物じゃじゃ麺を食べに白龍で遅めの昼食を取りました。
◆8月6日《雫石2日目》
朝9時から生徒さん達のレッスン、または合わせが始まります。この日の午後には盛岡からピアニストの鈴木理恵さんが合流、8日の演奏会で取り上げるシューベルトのトリオのリハーサル模様です。個人のお宅のサロンが会場なので、サンダル、スリッパ履きで本番もやります。もちろんTシャツ&Gパンというラフな格好です。
普通なら夜もリハが入るところですが この日のリハは5時半に終了、目的は温泉。急いで網張まで行って、一っ風呂浴びてきました。濃度の濃そうな硫黄泉は、身体の芯から温めてくれました。
そして夜は生徒達と茶話会をしながら、初見大会。弾けても弾けなくても最後まで続けるのが大事!
慣れてくると、結構面白がってやっていました。
◆8月5日《雫石初日》
4日のN響川崎公演を終えた足で、我々はひと足早く雫石入り、夜中2時近くの到着を満天の星空が迎えてくれました。
そして 今日から雫石で合宿&音楽祭が始まります。
今年はいつもより若干涼しく、猛暑の関東に比べると天国のようです。
生徒さん達が新幹線で雫石駅に到着するのを、迎えに出るついでにいつも駅前のラーメン屋さんで昼食をとります。今年は坦々麺、辛み3倍にしました。
とあるアマオケの合宿のトレーナーとして志賀高原に行ってきました。
志賀高原、とっても有名な場所ですね。でも、よく考えたら初めて訪れるところでした。
本番までまだ2ヶ月もあるのに、大曲を止まらずある程度までまとめてしまうのにびっくりしました。アマチュアの技術もずいぶん上がっているのですね。
もう一つビックリしたのが、毎晩開かれる宴会。パワー全開。
山奥ですもんね、夜は呑む以外にすることないし。
こんなこともあろうかとウコン持参は大正解。
連中は日に日にやつれていってましたが、僕は比較的楽に朝を迎えてました。
◆8月10日《雫石3日目演奏会》
今年の音楽祭も最終日を迎えました。今日は午後1時から生徒さんのプレコンサート、2時からメインの演奏会なので、朝9時からスケジュールが詰まってます。
僕は朝から具合が悪く、悪寒がとれませんでした。最初は二日酔いかとも思ったのですが、普通ならとっくに抜けそうなその日夜まで症状が変わらなかったので違ったようです。どうも前夜のコンサート中、クーラーの風がずーっと首筋に当たり続けていたのが原因のようでした。それでもなんとかGPを終え、身体の温まる具だくさんのお味噌汁をいただき、本番を迎えました。
この日は、ハイドンの弦楽四重奏曲第6番と、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第5番、それにモーツァルトのピアノ協奏曲第12番(室内楽版)です。ハイドンは、今年芸大1年生の岡田紗弓さんが第1ヴァイオリンを担当。この講習会に1回目から参加していて、こうして一緒に演奏できるようになると本当に嬉しいです。
メインは、例年同様ピアノ五重奏で締めくくりました。
今年も沢山の方においでいただき、ありがとうございました。
また、我々の食事や、始まる前の準備など、沢山のボランティアの方々がお手伝い下さいました。この場を借りて、お礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
また来年、プログラム、ゲストも考えてちょっとづつ動き出しています。
第5回のしずくいし夏の音楽祭を楽しみにしていて下さい。
第4回音楽祭の様子を写真でアップしてあります。
音楽祭のページからPhotosに入って下さい。
◆8月9日《ゲスト・佐々木真史出演 雫石2日目演奏会》
夏の音楽祭2日目演奏会、この日はゲストの登場です。今年は仙台フィルのヴィオラ首席奏者、佐々木真史くんが来てくれました。彼とは芸大時代の同級生で、一緒にオケや室内楽を沢山やった仲です。彼と一緒に演奏するのは4年ぶり?今回はメンデルスゾーンの弦楽五重奏曲第2番とバッハのシャコンヌ(ヴィオラ四重奏版)を演奏しました。もう一曲は理恵さんの独奏でハイドンのピアノ・ソナタです。
ラ・ラ・ガーデンホールで弦楽五重奏は初めての試み、会場の広さから考えると音量的にもスペース的にもこれが限界でしょう。弾く場所とお客様の距離は30センチちょっとでしょうか。かなりの近距離ですが、この近さもこの音楽祭の面白さの一つです。
メンデルスゾーンは2日目ということもあって、会場の響きにも慣れ、体力もあり、学生時代に戻ったような楽しい演奏になりました。楽章が進むにつれてテンションが上がってゆき、メンデルスゾーンの第4楽章ではいろんなところから「攻め」の音楽が聴こえてくるので、こちらも負けてられないと「攻め」てみたところ、最後の最後で僕だけ大崩壊~! あまりの悔しさに、アンコールでもう一度4楽章を弾かせてもらいました。どんなに盛り上がっても、どこかに冷静さを残しておかなければ行けません。反省。
それでもお客さんから盛大な拍手をいただき、最後には手拍子になりました!感動です。フィンランドのクフモ音楽祭を思い出しました。嬉しかったです。
バッハのシャコンヌはヴァイオリン弾き2人がヴィオラに持ち替えての演奏、こういう実験的プログラムも入れてます。ヴィオラは昔はちょくちょく弾いてましたが、久しぶりに持ちました。ヴィオラを持った途端性格が変わるようで、あまり細かいことを気にせず楽しく演奏しました。
写真はリハーサルの様子です。
◆8月8日《雫石初日演奏会》
とうとう演奏会が始まります。
初日はモーツァルトの3番とハイドンの「ひばり」弦楽四重奏曲2曲と、シューベルトのピアノ・トリオ第1番。
この演奏会はプレイヤーがまずやりたい、または勉強したい曲を挙げてからプログラミングするので、組んでから「どうやって進行しようか?」とみんなで相談。この日はソナタ形式についてお話することにしました。
シューベルトでは理恵さんが「今回トリオを改めて弾いてみて、シューベルトはやっぱり異常だ…」というお話がありましたが、同感。あのまま50歳、60歳まで生きてたらどんな曲が生まれてのでしょう?想像するのが恐ろしい。
◆8月7日《雫石3日目》
雫石での演奏会が始まる前に、宣伝をかねて岩手県民会館のロビーコンサートに出演です。無料のコンサートですが、毎年たくさんの人が聞きにいらしてくれます。
たった30分ほどですが我々にとっては、今年の調子を計る大事な本番。ここで良い汗も悪い汗もかいて、翌日からの演奏会に体調を整えていきます。
このロビーコンサートの後、地元のラジオ番組に西山君と二人で出演、打ち合わせも何もなくチラシだけ見て、要点をぽんぽんとまとめていくアナウンサーのお二人、流石です。とにかく何か声を出していればいいというアドバイス通り、放送事故もなく無事終了。
それから盛岡名物じゃじゃ麺を食べに白龍で遅めの昼食を取りました。
◆8月6日《雫石2日目》
朝9時から生徒さん達のレッスン、または合わせが始まります。この日の午後には盛岡からピアニストの鈴木理恵さんが合流、8日の演奏会で取り上げるシューベルトのトリオのリハーサル模様です。個人のお宅のサロンが会場なので、サンダル、スリッパ履きで本番もやります。もちろんTシャツ&Gパンというラフな格好です。
普通なら夜もリハが入るところですが この日のリハは5時半に終了、目的は温泉。急いで網張まで行って、一っ風呂浴びてきました。濃度の濃そうな硫黄泉は、身体の芯から温めてくれました。
そして夜は生徒達と茶話会をしながら、初見大会。弾けても弾けなくても最後まで続けるのが大事!
慣れてくると、結構面白がってやっていました。
◆8月5日《雫石初日》
4日のN響川崎公演を終えた足で、我々はひと足早く雫石入り、夜中2時近くの到着を満天の星空が迎えてくれました。
そして 今日から雫石で合宿&音楽祭が始まります。
今年はいつもより若干涼しく、猛暑の関東に比べると天国のようです。
生徒さん達が新幹線で雫石駅に到着するのを、迎えに出るついでにいつも駅前のラーメン屋さんで昼食をとります。今年は坦々麺、辛み3倍にしました。