2013年12月blog

◆12月26日《エド・デ・ワールト指揮第9》
年末恒例の第9、今年はワールト指揮の、がっちりしたオーソドックスな第9でした。リハーサルからして素晴らしいワールト、当たり前のことをきっちり確認しながら構築してゆくと、自然と堂々たる第9になってゆく。垢を落とすとこんなにスッキリとするのだなと、再確認できた演奏会でした。
個人的に初日の演奏(テレビ収録した日)と、4日目が勢いがあって特に気に入りました。


◆12月12日《デュトワ指揮12月B定期》
デュティユーのチェロ協奏曲、現代曲なので難解なのかと思っていたら、これがなかなかの作品でした。チェロの独奏はゴーティエ・カプソン、この超絶技巧だらけの作品を難なく弾ききってしまう。さらにデュトワが万全のサポート。どちらも手に入ってる感じで、弾いていてもとても楽しかった。この作品は、この先も残るんだろうなぁ。
前プロはラヴェルの「クープランの墓」、こちらはオーボエが大活躍。茂木さんさすが。ブラボーでした。
メインのベートーヴェンの7番、デュトワがN響で振るのは13年ぶりだとか。前回も確か出番だった。やった記憶があります。奇をてらわず、しっかりと盛り上げるのもデュトワです。

ラヴェル:組曲「クープランの墓」
デュティユー:チェロ協奏曲「遥かなる遠い世界」(1970)ゴーティエ・カプソン独奏
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92



◆12月7日《デュトワ指揮12月C定期》
どちらも初めての曲でしたが、デュトワの指揮の下、堪能しながら演奏しました。デュトワの指揮でフランス物をやると、何か自分もフランス物に挑戦したくなります。今回のプーランクも、食わず嫌いのフランス物から目覚めさせてくれました。この気持ちが萎える前に何とかすればいいんだろうけど。
初日のGPと本番の間は、代々木八幡のはしやさんでランチ。
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大盛りの鮭のホワイトソースパスタ。大盛り!満腹。
そして、腹ごなしに代々木公園を散歩。
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紅葉が美しい。
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ツェートマイヤーの演奏をiPodで聴きながら、心の洗濯。穏やかな気持ちでGloria。

もう12月、早かった一年。

N響12月C定期 
12月6日&7日 NHKホール
プーランク:グロリア
ベルリオーズ:テ・デウム
指揮:シャルル・デュトワ
ソプラノ:エリン・ウォール
テノール:ジョゼフ・カイザー
合唱:新国立劇場合唱団, 国立音楽大学, 児童合唱:NHK 東京児童合唱団



◆12月1日《やっと》
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かれこれ25年ほど前に買ったと思われる、アバド指揮ECユース管弦楽団のCDです。
やっと仕事で演奏する機会がやってきました。壮大な曲です。
来週、N響定期公演で演奏します。

N響12月C定期 
12月6日&7日 NHKホール
プーランク:グロリア
ベルリオーズ:テ・デウム
指揮:シャルル・デュトワ
ソプラノ:エリン・ウォール
テノール:ジョゼフ・カイザー
合唱:新国立劇場合唱団, 国立音楽大学, 児童合唱:NHK 東京児童合唱団