過去のBlog 2007年8月

◆8月16日《那珂川の鮎》
簗漁
完オフの今日、ドイツから帰ってきた妹を連れて烏山へ行ってきました。烏山へは一昨年の夏(813日だった)に、1人で烏山線を乗りに行って以来です。その時は、ただ歩いただけで鮎にたどり着けず、悔しい思いをしたのを覚えてます。その前日、生徒のお父さんが釣ってきたという秋田産の鮎を頂いて再び烏山の文字が頭に浮かんだので、今回は車で行ってきました。
ガイドブック片手にまずは手すき和紙の工場を見学&体験。急遽予約を入れたにもかかわらず親切丁寧に教えてくれ、こんな原料(こうぞ)からよくもまぁ紙という全く別のものを作り出したものだと、その知恵と工夫に驚かされました。ちょうどその時、フランス語を話す親子連れも見学しており、盛んに「美しい!」と連発していたそうです(妹談)。
紙すきを体験した後、お目当ての鮎!那珂川の川っぺりにはいくつも簗と鮎料理を食べさせるお店があります。川の流れを眺めながら、鮎の塩焼き2匹と鮎のフライ、ご飯、みそ汁のついた「鮎定食」を注文。新鮮な鮎はワタの香りが清々しく、海の魚とは違った味わいがありました。きっと良質なコケを食ってんだろうなぁ、鮎がちょっと羨ましくなりました。まぁ、その鮎をこっちは食べたんですけど。
写真は伝統漁法の簗漁です。川の流れを小石や竹籠などで誘導し、その先には竹で組んだ「簗」と呼ばれるすべり台のようなワナが仕掛けてあり、流れに乗って泳いで来た鮎は気がついたら簗の上に放り出されて人がそれを捕獲する、というシンプルな漁です。そこの簗は自由に見学できて、数分も待てば稚アユが飛び込んできました。そこで拾った魚は真ん中に設置されている魚桶に必ずいれるルールになっているので、僕もそのようにしました。




◆8月6日《第3回しずくいし夏の音楽祭終了》
8月5日まで約
1週間やってきた「第3回しずくいし夏の音楽祭」、今年も無事に終えることができ、ホッとしています。
生徒と一緒に朝から晩まで音楽に浸かって、夜はたっぷりかいた汗を補うようにビールを飲んで、翌朝ヤギの鳴き声で目を覚ましまたレッスンや練習の一週間。水と空気が良いので日に日に感覚が鋭くなってきて、採れたての野菜がこんなに美味いのかと感動し、都会では見られない夜空に圧倒されたりと充実してました。
3回の演奏会はお客さんの入りはまだまだだけど、とても心地よい雰囲気の中で楽しんで演奏できて満足しています。DSC01127