2012年６月Blog
◆６月19日 《Schumann Violinkonzert》
Ｎ響定期出番中です。昨日今日と、あまり演奏のされないシューマンのヴァイオリン協奏曲をリハーサルしました。独奏はアンナ・チュマチェンコさん。いや〜素晴らしいのなんの。
初日の練習後、派手ではないけど的確なテクニックと音楽感、音楽に対する真摯な姿勢、お人柄…
音楽にのみ奉仕するその姿に感銘を受けました。それに比べて自分のなんてちっぽけなこと…。
お恥ずかしい。反省しながらも、あの難解な協奏曲が、「これでしかあり得ない」状態に再現されてゆく様を恍惚の境地で伴奏しています。明日明後日サントリーホールで本番です。
この譜面、新交響楽団時代のスタンプが捺されてますが、おそらく1938年日本初演時のものかと思われます。
シューマン ：「マンフレッド」序曲
シューマン：ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
シューマン ： 交響曲 第4番 ニ短調 作品120
ウラディーミル・アシュケナージ指揮Ｎ響
アナ・チュマチェンコ,Vn.
◆６月17日 《アンサンブル勉強会》
今日は一日フル稼働でした。
まずは昨日から具合の悪くなったウララちゃんを朝一で病院へ連れて行き、レントゲン、点滴、注射を打ってもらい、家に帰って休ませてから、近所の公民館で音階エチュードの発表会&アンサンブルの勉強会をやりました。
曲はベートーヴェンのop.87から第１楽章です。
小学生でもきっちりアンサンブルができるのは感心（ヴィオラは違いますが…）。
３時ごろまでやって、家に帰ったらウララちゃんは少し元気になってました。
そのままウララと一緒に昼寝。惰眠を貪る、いい言葉だ。
夕方起きてから、雑用タイム。CD&DVDの整理、溜まっていたオケ譜の整理、いらないダイレクトメールの仕分け、資源ゴミの分別、片づけ…あっという間に３時間経過。慌てて明日の譜読み、そして夕飯作って、充実した日曜日でした。
◆６月13日 《今年２回目の風邪》
カンマーひろしまの岡山公演から帰宅しホッとしたのも束の間、どんどん体の節々が痛くなり、熱を計ったら38.3℃。
今年2度目の８℃越え。年取ったなぁ。
でも、１日で熱も下がり、無事出社してます。ガランタ舞曲、難しい。バルトークのピアノ協奏曲第２番、難しい。
◆６月10日 《カンマーフィルハーモニーひろしま》
広島で３日間のリハーサルを終えて、９日の広島、１０日の岡山公演を無事終了。
カンマーひろしまとは去年のドイツ公演をいっしょにし、ホームステイをしたり、ハードスケジュールをこなした仲。１年ぶりの公演も、仲間を感じさせるものだった。
今日は岡山公演を終えて、久しぶりに帰宅。風邪をひいたらしく、体があちこち痛い。
大人しく寝ることにする。
カンマーフィルハーモニーひろしま
日時／2012年６月９日 （土） 18:30開演 広島 東区民文化センターホール
日時／2012年6月10日（日） 14:00開演 岡山 なでしこホール
マーティン・スタンツェライト、指揮・チェロ 長原幸太、ヴァイオリン
エルガー：弦楽のためのセレナード J.C.バッハ：協奏交響曲 ブラームス：セレナーデ第1番 ニ長調
写真はカンマーひろしまの休憩後、リハーサルが始まろうとしているのに誰一人として集まらないヴィオラ軍団。
◆６月６日 《ムジカーザ2012》
昨日はムジカーザで室内楽の演奏会でした。
できは…、楽しく弾けたからよしとしよう。
モーツァルトの大協奏的六重奏曲は、ベーレンライター版の楽譜が出てますが、オリジナルの協奏交響曲とアーティキュレーションや強弱、たまに音まで違うのをそのまま楽譜通りに演奏するか、オリジナルに近づけるか迷うところです。オリジナルといっても自筆譜はどこかに行ってしまっているとかで、本当はどれが正しいのかも微妙なところ。
で、最終的に耳に馴染みのある、協奏交響曲のベーレンライター原典版に基づいて再校訂し直して演奏しました。
ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」は、当然のことながらピアノ・パートを弦楽器に割り振ってあるので、まぁ弾きにくいことこの上ない。特にヴィオラと１番チェロには、しわ寄せがもろに来ていたそうです。それでもよくできた編曲で、機会があったらまたやりたいと思いました。
Musecide in Musicasa
モーツァルトとベートーヴェンの「謎曲めいきょく」
日時／2012年６月５日 （火） 19:00開演
会場／ムジカーザ
モーツァルト：弦楽四重奏曲第８番 ヘ長調 K.168
モーツァルト（編曲者不明）：大協奏的六重奏曲 変ホ長調 K.364
ベートーヴェン（編曲者不明）：弦楽五重奏曲 イ長調 op.47「クロイツェル」
林智之,冨沢由美,岡田紗弓,Vn. 佐々木真史,臼木麻弥,Va. 西山健一,市寛也,Vc.
Ｎ響定期出番中です。昨日今日と、あまり演奏のされないシューマンのヴァイオリン協奏曲をリハーサルしました。独奏はアンナ・チュマチェンコさん。いや〜素晴らしいのなんの。
初日の練習後、派手ではないけど的確なテクニックと音楽感、音楽に対する真摯な姿勢、お人柄…
音楽にのみ奉仕するその姿に感銘を受けました。それに比べて自分のなんてちっぽけなこと…。
お恥ずかしい。反省しながらも、あの難解な協奏曲が、「これでしかあり得ない」状態に再現されてゆく様を恍惚の境地で伴奏しています。明日明後日サントリーホールで本番です。
この譜面、新交響楽団時代のスタンプが捺されてますが、おそらく1938年日本初演時のものかと思われます。
シューマン ：「マンフレッド」序曲
シューマン：ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
シューマン ： 交響曲 第4番 ニ短調 作品120
ウラディーミル・アシュケナージ指揮Ｎ響
アナ・チュマチェンコ,Vn.
◆６月17日 《アンサンブル勉強会》
今日は一日フル稼働でした。
まずは昨日から具合の悪くなったウララちゃんを朝一で病院へ連れて行き、レントゲン、点滴、注射を打ってもらい、家に帰って休ませてから、近所の公民館で音階エチュードの発表会&アンサンブルの勉強会をやりました。
曲はベートーヴェンのop.87から第１楽章です。
小学生でもきっちりアンサンブルができるのは感心（ヴィオラは違いますが…）。
３時ごろまでやって、家に帰ったらウララちゃんは少し元気になってました。
そのままウララと一緒に昼寝。惰眠を貪る、いい言葉だ。
夕方起きてから、雑用タイム。CD&DVDの整理、溜まっていたオケ譜の整理、いらないダイレクトメールの仕分け、資源ゴミの分別、片づけ…あっという間に３時間経過。慌てて明日の譜読み、そして夕飯作って、充実した日曜日でした。
◆６月13日 《今年２回目の風邪》
カンマーひろしまの岡山公演から帰宅しホッとしたのも束の間、どんどん体の節々が痛くなり、熱を計ったら38.3℃。
今年2度目の８℃越え。年取ったなぁ。
でも、１日で熱も下がり、無事出社してます。ガランタ舞曲、難しい。バルトークのピアノ協奏曲第２番、難しい。
◆６月10日 《カンマーフィルハーモニーひろしま》
広島で３日間のリハーサルを終えて、９日の広島、１０日の岡山公演を無事終了。
カンマーひろしまとは去年のドイツ公演をいっしょにし、ホームステイをしたり、ハードスケジュールをこなした仲。１年ぶりの公演も、仲間を感じさせるものだった。
今日は岡山公演を終えて、久しぶりに帰宅。風邪をひいたらしく、体があちこち痛い。
大人しく寝ることにする。
カンマーフィルハーモニーひろしま
日時／2012年６月９日 （土） 18:30開演 広島 東区民文化センターホール
日時／2012年6月10日（日） 14:00開演 岡山 なでしこホール
マーティン・スタンツェライト、指揮・チェロ 長原幸太、ヴァイオリン
エルガー：弦楽のためのセレナード J.C.バッハ：協奏交響曲 ブラームス：セレナーデ第1番 ニ長調
写真はカンマーひろしまの休憩後、リハーサルが始まろうとしているのに誰一人として集まらないヴィオラ軍団。
◆６月６日 《ムジカーザ2012》
昨日はムジカーザで室内楽の演奏会でした。
できは…、楽しく弾けたからよしとしよう。
モーツァルトの大協奏的六重奏曲は、ベーレンライター版の楽譜が出てますが、オリジナルの協奏交響曲とアーティキュレーションや強弱、たまに音まで違うのをそのまま楽譜通りに演奏するか、オリジナルに近づけるか迷うところです。オリジナルといっても自筆譜はどこかに行ってしまっているとかで、本当はどれが正しいのかも微妙なところ。
で、最終的に耳に馴染みのある、協奏交響曲のベーレンライター原典版に基づいて再校訂し直して演奏しました。
ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」は、当然のことながらピアノ・パートを弦楽器に割り振ってあるので、まぁ弾きにくいことこの上ない。特にヴィオラと１番チェロには、しわ寄せがもろに来ていたそうです。それでもよくできた編曲で、機会があったらまたやりたいと思いました。
Musecide in Musicasa
モーツァルトとベートーヴェンの「謎曲めいきょく」
日時／2012年６月５日 （火） 19:00開演
会場／ムジカーザ
モーツァルト：弦楽四重奏曲第８番 ヘ長調 K.168
モーツァルト（編曲者不明）：大協奏的六重奏曲 変ホ長調 K.364
ベートーヴェン（編曲者不明）：弦楽五重奏曲 イ長調 op.47「クロイツェル」
林智之,冨沢由美,岡田紗弓,Vn. 佐々木真史,臼木麻弥,Va. 西山健一,市寛也,Vc.