2011年11月Blog
2011年11月10日カテゴリ:音楽
◆11月25日 《ラ・ラ・ガーデンコンサート》
恒例となった11月のラ・ラ・ガーデンコンサート。初めて出演したのが第55回でした。今回が97回目。雫石でこれだけの回数を続けるオーナーの岩崎さんご夫妻、頭が下がります。
前日のプログラムからちょっと変えて、今日はソナタ中心のプログラム。
ブラームスの2番は森知英さんがやりたい!との一言で決めましたが、去年のラ・ラ・ガーデンコンサートで取り上げた1番3番と併せて、ブラームスのソナタ全曲を演奏したことになりました。
★ラ・ラ・ガーデンコンサート
2011年11月27日(日)午後2時開演
ラ・ラ・ガーデンホール (岩手県雫石町)
グリーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
クライスラー:前奏曲とアレグロ
ブラームス:スケルツォ
林智之,Vn. 森知英,Pf.
◆11月24日 《しゅんのコンサート》
盛岡市内にある紅茶のお店「しゅん」で、盛岡出身で同じ芸大のピアニスト森知英さんとサロンコンサートをしました。このお店は1階はカンター席、2階にテーブル席が配置されていて、写真は2階に上がる階段から撮りました。この階段がコンサート時には、にわか客席となり、視界も音響も一番良い席になります。ご覧のようにステージは狭く、階段とピアノの間のスペースで演奏しました。2段目に座られたお客さんがいて、あまりの近さに顔と顔をつきあわせて弾いているような感覚になります。
前半のソナタは緊張しましたが、18年ぶりのグリークは昔の感覚が蘇ってちょっと暴れてしまいました。ベートーヴェンは難しいですが、ピタリとハマった瞬間はえもいわれぬ世界が突然開きます。それが長続きしないのが難しいけど、少し近づけた気がしました。
後半は小品をいくつか。言葉にはしませんでしたが、癒しと元気になれるように、「がんばれ岩手」の気持ちを込めてクライスラーや日本の歌曲などを演奏しました。
このようなお客さんと身近な空間で演奏できるサロンコンサートは、一体感があって好きです。こういうコンサートをもっと沢山やっていきたいなと思いました。
★サロンコンサート vol.3(クラシック)
2011年11月26日(土)午後7時開演
紅茶の店 しゅん (岩手県盛岡市内)
林 智之,Vn 森 知英,Pf
グリーク:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番 ト短調 op.13
べートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番 ヘ長調 op.24 「春」
エルガー:愛のあいさつ
クライスラー:前奏曲とアレグロ、美しきロスマリン
この道、赤とんぼ
ブラームス:スケルツォ
クライスラー:パラダイス
◆11月14日 《ネーメ・ヤルヴィ》
イルジ・コウト氏がキャンセルになり、先週はシナイスキー、今週はネーメ・ヤルヴィ氏が代役で振りに来てくれました。
今日が初日の練習だったヤルヴィ氏、無駄がなくて素晴らしいです。
久しぶりにゾクゾクする瞬間を楽しみながら弾いてます。
それは大好きなドヴォルザークの7番だから?
それもあるかも知れないけど…。
本番で空回りしないように気をつけよっと。
◆11月13日 《グリークの2番》
グリークのヴァイオリン・ソナタ第2番、今月岩手県で演奏する曲目です。グリークのソナタは第3番が圧倒的に有名ですが、まだ弾いたことはありません。(あの出だしが恥ずかしい…。)
かといって2番もかなりクサイ曲ですが、こっちの方が好きです。時間も20分で短いし。
久しぶりに楽譜を出してきてさらってますが、北欧の爽やかな風が
吹いてきたり、内に秘めた熱いものが突然吹き出してきたりと、楽しい曲です。
実はこの曲、大学の卒業演奏で弾きました。それ以来18年ぶりです。今から楽しみです。
◆11月10日 《室内楽3連発》
今月に入って忙しい。京都から帰ってきて翌日から連日リハーサル。それにN響サントリー「第9」のリハーサルと本番が重なって入ってきて、珍しい忙しさ。(暇なのが嬉しいのに…)
5日と6日はAlberi String Quartetの演奏会。アルベリは来月12月6日にティアラこうとうの小ホールでも似たようなプログラムで演奏会をします。ティアラはモーツァルトのA-Durにドヴォルザークの「アメリカ」です。
7日は恒例となった高輪学園での演奏会。今年は11年ぶりにピアノ三重奏曲にしました。しかもオール・ベートーヴェン・プログラム。
ピアノ三重奏曲第3番〜第1楽章
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」〜第1楽章
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」〜第3楽章
ピアノ三重奏曲第7番「大公」全曲
というプログラム。
作曲年代順に並べ、c-moll,F-Dur,f-moll,B-Dur,という並びもベートーヴェンっぽくて良いでしょう。
ベートーヴェンを弾くたびに思うことですが、単純なメロディと和声だけで何故これだけ感動できるのか。「春」も「大公」2,3,4,楽章もメロディはほとんど音階です。特に「大公」の第3楽章は「皇帝」の第2楽章と並んで Best of Simple melodyです。
恒例となった11月のラ・ラ・ガーデンコンサート。初めて出演したのが第55回でした。今回が97回目。雫石でこれだけの回数を続けるオーナーの岩崎さんご夫妻、頭が下がります。
前日のプログラムからちょっと変えて、今日はソナタ中心のプログラム。
ブラームスの2番は森知英さんがやりたい!との一言で決めましたが、去年のラ・ラ・ガーデンコンサートで取り上げた1番3番と併せて、ブラームスのソナタ全曲を演奏したことになりました。
★ラ・ラ・ガーデンコンサート
2011年11月27日(日)午後2時開演
ラ・ラ・ガーデンホール (岩手県雫石町)
グリーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
クライスラー:前奏曲とアレグロ
ブラームス:スケルツォ
林智之,Vn. 森知英,Pf.
◆11月24日 《しゅんのコンサート》
盛岡市内にある紅茶のお店「しゅん」で、盛岡出身で同じ芸大のピアニスト森知英さんとサロンコンサートをしました。このお店は1階はカンター席、2階にテーブル席が配置されていて、写真は2階に上がる階段から撮りました。この階段がコンサート時には、にわか客席となり、視界も音響も一番良い席になります。ご覧のようにステージは狭く、階段とピアノの間のスペースで演奏しました。2段目に座られたお客さんがいて、あまりの近さに顔と顔をつきあわせて弾いているような感覚になります。
前半のソナタは緊張しましたが、18年ぶりのグリークは昔の感覚が蘇ってちょっと暴れてしまいました。ベートーヴェンは難しいですが、ピタリとハマった瞬間はえもいわれぬ世界が突然開きます。それが長続きしないのが難しいけど、少し近づけた気がしました。
後半は小品をいくつか。言葉にはしませんでしたが、癒しと元気になれるように、「がんばれ岩手」の気持ちを込めてクライスラーや日本の歌曲などを演奏しました。
このようなお客さんと身近な空間で演奏できるサロンコンサートは、一体感があって好きです。こういうコンサートをもっと沢山やっていきたいなと思いました。
★サロンコンサート vol.3(クラシック)
2011年11月26日(土)午後7時開演
紅茶の店 しゅん (岩手県盛岡市内)
林 智之,Vn 森 知英,Pf
グリーク:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番 ト短調 op.13
べートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番 ヘ長調 op.24 「春」
エルガー:愛のあいさつ
クライスラー:前奏曲とアレグロ、美しきロスマリン
この道、赤とんぼ
ブラームス:スケルツォ
クライスラー:パラダイス
◆11月14日 《ネーメ・ヤルヴィ》
イルジ・コウト氏がキャンセルになり、先週はシナイスキー、今週はネーメ・ヤルヴィ氏が代役で振りに来てくれました。
今日が初日の練習だったヤルヴィ氏、無駄がなくて素晴らしいです。
久しぶりにゾクゾクする瞬間を楽しみながら弾いてます。
それは大好きなドヴォルザークの7番だから?
それもあるかも知れないけど…。
本番で空回りしないように気をつけよっと。
◆11月13日 《グリークの2番》
グリークのヴァイオリン・ソナタ第2番、今月岩手県で演奏する曲目です。グリークのソナタは第3番が圧倒的に有名ですが、まだ弾いたことはありません。(あの出だしが恥ずかしい…。)
かといって2番もかなりクサイ曲ですが、こっちの方が好きです。時間も20分で短いし。
久しぶりに楽譜を出してきてさらってますが、北欧の爽やかな風が
吹いてきたり、内に秘めた熱いものが突然吹き出してきたりと、楽しい曲です。
実はこの曲、大学の卒業演奏で弾きました。それ以来18年ぶりです。今から楽しみです。
◆11月10日 《室内楽3連発》
今月に入って忙しい。京都から帰ってきて翌日から連日リハーサル。それにN響サントリー「第9」のリハーサルと本番が重なって入ってきて、珍しい忙しさ。(暇なのが嬉しいのに…)
5日と6日はAlberi String Quartetの演奏会。アルベリは来月12月6日にティアラこうとうの小ホールでも似たようなプログラムで演奏会をします。ティアラはモーツァルトのA-Durにドヴォルザークの「アメリカ」です。
7日は恒例となった高輪学園での演奏会。今年は11年ぶりにピアノ三重奏曲にしました。しかもオール・ベートーヴェン・プログラム。
ピアノ三重奏曲第3番〜第1楽章
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」〜第1楽章
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」〜第3楽章
ピアノ三重奏曲第7番「大公」全曲
というプログラム。
作曲年代順に並べ、c-moll,F-Dur,f-moll,B-Dur,という並びもベートーヴェンっぽくて良いでしょう。
ベートーヴェンを弾くたびに思うことですが、単純なメロディと和声だけで何故これだけ感動できるのか。「春」も「大公」2,3,4,楽章もメロディはほとんど音階です。特に「大公」の第3楽章は「皇帝」の第2楽章と並んで Best of Simple melodyです。